日経ITプロフェッショナルbooks
UMLモデリングの本質―良いモデルを作るための知識と実践

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 256p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784822221188
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

内容説明

本書はUMLの文法よりも、モデリングの実践的な方法や考え方を解説することに重点を置いています。

目次

第1章 UMLの基礎知識
第2章 クラス図作成の技法
第3章 概念レベルから実装レベルへ
第4章 パターンとリファクタリング
第5章 ビジネスモデリングへの適用
第6章 モデリングの実践1(酒問屋の在庫管理)
第7章 モデリングの実践2(航空券の予約)
第8章 モデリングのスキルを高めるには

著者等紹介

児玉公信[コダマキミノブ]
東京都立大学人文学部で心理学を専攻し、1977年卒業。日本石油(現新日本石油)、北海道大学受託研究員などを経て、92年に(株)エクサ入社。現在、エンタープライズソリューション事業部SPBOMソリューション部長兼技術部担当部長。日本の製造業のしなやかさを支援するオブジェクト指向技術による生産管理システムのフレームワークの開発、販売に従事する一方、オブジェクト指向技術の教育およびコンサルテーションにも従事している。技術士(情報工学部門)。慶応義塾大学講師(非常勤)。情報処理学会、日本心理学会、日本認知科学会、日本人間工学会、ACM各会員。情報処理学会情報教育委員会情報システム小委員会、同生涯教育委員会、同資格認定委員会各委員。情報処理技術者試験問題作成委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

oko1977

1
UMLの各図の解説もためになるが、その生い立ちや何を現したくてUMLが纏められたのかがためになる。書き方をマスターしても、各図できちんと纏めるべき事項が盛り込まれていなければ、ただのイラストになってしまう。システム化対象を現実に則り、密結合・疎結合をコーディング前に考える手法、しかもそれを分かりやすく記述できる1つの手法が今のところUMLであるというだけで、UMLの図を描くことを目的としてはいけない。概念は人により異なるが、このズレを埋めるにも役立つものだとわかった。一生かけて勉強する分野だ。2013/11/26

uf13

0
変更に強い柔軟なモデルを作るため、モデルに「ゆさぶり」をかけていく過程を詳しく解説してくれる良書。UMLの表記法だけ覚えても大した意味はないことを痛感させてくれる。事例が豊富なため、DBスペシャリスト対策で過去問をやり尽くした人にもおすすめできる。スーパタイプサブタイプや多重度についての理解が曖昧な人にとっても収穫が多いだろう。2012/05/16

matabesu

0
僕はバカなので、読んでるだけでは理解できなかった。実際にクラス図書いて足りないところ補って、ソースコードに落としこんで、またクラス図修正してってやっていったら理解できた。2010/09/25

mkisono

0
コードの間違いはコンパイルやテストによってすぐに分かるが、モデルに対するフィードバックを得るには時間がかかる2010/11/09

おでんじん

0
難解。素人には到底読めない。SEと呼ばれる人が読む本。筆者は読みやすいように書いているつもりだが。2009/04/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/494131
  • ご注意事項