内容説明
地上デジタル放送をIP方式や衛星経由で再送信するプランが具体化してきた。「ネットと放送の連携」が始動する。その実現に横たわる課題は何か、放送ビジネスはどう変わるのか。図解を交えて今後を読み解く筆者渾身の一冊。
目次
第1章 「ネットと放送の連携」の難しさ(ネットと放送、最初の本格的葛藤―放送局がIT企業に狙われる;ネットリテラシーについての考え方 ほか)
第2章 放送のビジネスモデルの変容(民放キー局系BS放送にマス排規制の全面緩和を;NHKの受信料制度についての考え方 ほか)
第3章 ペイテレビ市場の興隆に向けて(スカパー!の未開拓巨大市場;ペイテレビの解約防止策の考え方 ほか)
第4章 新たな視聴スタイルの登場―「ITvs放送」の主戦場(VODサービスが閉塞状況から抜け出すには?;4th MEDIAに期待される「4番目の何か」 ほか)
著者等紹介
西正[ニシタダシ]
オフィスN代表。1958年4月東京都生まれ。82年3月東京大学法学部卒業後、同年4月三井銀行(現三井住友銀行)入行。94年4月さくら総合研究所出向、2001年4月日本総合研究所調査部メディア研究センター所長を経て、03年7月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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