内容説明
計画は完全なのに…なぜITプロジェクトは必ず混乱し、そして破綻するのか?その根幹にある「不条理」に赤裸々に迫る!CIOやプロマネ、情報システム担当者、SE必読の一冊。
目次
分析編(全体像を見る;関係者各々が抱える問題;人間関係の問題)
事例編(無責任なユーザー経営者;頼りなき情報システム部;実力不足のベンダー)
解決に向けて(不条理を認識し、ユーザーが強くなる;不条理をはねつけるスキルを磨こう)
寄稿(旧陸軍の病と酷似、ITベンダーも病原;ITベンダーの経営者は経営革新の範を示せ;経済学の理論で分析する、システム開発の人間関係)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
3
酷い事例が山積み。ただ解決策は難しい。書かれてあるようなことだけで解決するなら苦労しないのではないかと思った。2016/03/23
いつき
2
システム開発のあるあるネタで笑う本。失敗例を原因の所在で3つにわけて掲載している。その3つはユーザー経営層、ユーザーシステム部、ベンダーであり、この本においてSEは被害者であるため挙がっていない。従ってSEは読んで笑うだけでよい(笑)解決策やまとめが漠然としているので役立てるのは無理だが、よく見る例から初めて聞く例まで網羅してあって見聞は広がる。個人的には携わったことのない官公庁のプロジェクト失敗例が興味深かった。最後の解決に向けてと寄稿はオナヌーなので読み飛ばしてOK2011/09/23
ずーす
1
システム開発プロジェクトの失敗例を検討する本。 社内政治・経営者のシステム開発への理解などが重要だとよく分かる。
kwy8791
1
システム構築失敗事例いろいろケーススタディ。全体的に政治の話が多め。政治といっても二世の箔付けのためのプロジェクトとか、コンサルが情シス中抜きして経営層と話を進めちゃうとか色々ある。解決策がイマイチなので、事例集として読むのが吉かと2011/11/04
yk
0
整理のためナナメ読み。正直なところ何が言いたいのかよくわからない本だった。だから?っていう感じ。こういうのありましたってのがただただ並んでいる様子。2014/01/15