内容説明
25年間、超大型プロジェクトの現場にいた若者だから書ける、プロジェクトマネジメントを「システム開発の現場で生かす」ノウハウ。110点の図表を使いわかりやすく解説。国際標準PMBOKに沿った手法を解説。ソフトウエア・エンジニアリングとの関わりを含めて説明。
目次
はじめに―全体像をまず把握する
日本の課題―日本の過去と現状を確認する
統合マネジメント―計画を練り、節目で判断を下す
スコープ・マネジメント(作業単位を設定、成果物を定義する;変更管理を的確に実施する)
タイム・マネジメント(マスター・スケジュールを作る;スケジュール作成の実際;スケジュールを管理する)
コスト・マネジメント(資源計画とコスト積算を理解する;見積もり技術を駆使する「予算設定」;「アーンド・バリュー」でコストを管理;コスト計上の注意点を理解する)
品質マネジメント(品質は設計段階で“作り込む”;成果物管理にも役立つ品質モデル;大型プロジェクトは「効率性」との闘い;工程ごとに品質確保のカギがある)
ヒューマン・リソース・マネジメント(プロジェクト遂行に有効な組織を作る;成否を分けるプロジェクト内部の体制構築;個人の自発的な取り組みを促すチーム作る)
コミュニケーション・マネジメント(コミュニケーション確立の原則を理解する;言葉や手法に対する共通認識が不可欠)
リスク・マネジメント(定性・定量分析を対策立案に生かす;リスクの正確なモニタリングに努める)
調達マネジメント(契約者同士が「Win-Win」の関係を築け)
PMS(プロジェクト推進に不可欠なツール活用)
プロジェクト・マネジメントに求められるもの(リーダーの行動とモノ作りの心を併せ持て)
著者等紹介
岡村正司[オカムラショウジ]
1971年に日本IBMに入社。1973年から1991年まで、銀行の1次オンラインから3次オンラインの開発に参加。1992年よりプロジェクト・マネジャとして、超大型SI(システム・インテグレーション)プロジェクトを指揮。現在、エグゼクティブ・プログラム・マネジャー
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