昭和モダン建築巡礼 西日本編

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昭和モダン建築巡礼 西日本編

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  • サイズ A4判/ページ数 200p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822204884
  • NDC分類 523.1
  • Cコード C3052

内容説明

行きたくてもなかなか行けない地方都市の名建築、イラストとウンチクをたっぷり添えてリポート。坂出人工土地、小原流家元会館ほか計29施設。1945~75年に建てられたモダニズム建築を西から東へと巡礼。

目次

都城市民会館―「キメラ」としての建築
日南市文化センター―プレイバック南方幻想
海星学園中央館―ナガサキから世界を眺めて
日本26聖人殉教記念施設+大隈記念館―人間になった建築たち
佐賀県立博物館―不可侵の十字架
北九州市立中央図書館―隠された文字を読む
岩国徴古館―戦時下のファンタジー
東光園―空に浮かぶ客室
津山文化センター―コンクリートの「第三の道」
海のギャラリー―「対」へのこだわり
坂出人工土地―「人工」の上昇と下降
瀬戸内海歴史民俗資料館―階段は「海」である
大原美術館分館―実現されたユートピア
甲南女子大学―つけまつげをした“男装の麗人”
小原流家元会館・豊雲記念館―美しきダジャレの魅力
大阪府総合青少年野外活動センター―キャンプ場の「camp」な屋根
桂カトリック教会―インドで考えたこと
国立京都国際会館―うしろの正面だあれ?
希望が丘青年の城―アポロ時代の夢のかたち
那覇市民会館―トロピカルアジアの片隅で

著者等紹介

磯達雄[イソタツオ]
1963年埼玉県生まれ。88年名古屋大学工学部建築学科卒業。88~99年『日経アーキテクチュア』編集部勤務。2000年に独立。2002年から編集事務所・フリックスタジオを共同主宰。桑沢デザイン研究所非常勤講師

宮沢洋[ミヤザワヒロシ]
1967年東京生まれ、千葉県育ち。90年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、日経BP社入社。『日経アーキテクチュア』編集部に配属。以来、現在まで建築一筋。98~2005年、同誌に4コママンガ『ケンチクくん』を連載。2005年1月から『昭和モダン建築巡礼』を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かっぱ

28
【図書館】西と東と両方同時に借りて、何となく西から読み始めましたが、巡礼の旅も西からスタートしているのでした。理由はどうしても見たい建築が宮崎県にあったからという単純なもの。その都城市民会館ですが、インパクト大です。またまた怪獣のような建築の登場。一度は取り壊しが決定していながら、奇跡の保存となった貴重な建築。戦前のモダニズム建築が残り、戦後のものが取り壊されるという時代逆転現象が起こっているようですが、確かに、戦後のものは外見上フツーに思えてしまうものも少なくない。再活用で1つでも多く残って欲しいです。2014/10/30

y_u

4
たまたま図書館で見つけ、ぱらぱらと読んだ。(というか鑑賞した程度だが)戦後に作られた前衛的な建築物を巡礼し、特徴や見た感想を日本の西側から順に紹介いている。戦後に作られた前衛的な建築物の評価が一般的に低く、取り壊されるケースもある。筆者たちはみんなにこの時代の建築物の面白さや価値をしってもらおうと考え、本にまとめたようだ。技術の発達により、より高層でしかも複雑な建物を作ることが可能になった戦後。建築家の中には、未来の建築を志向し、多くの面白い建築物を設計したことを知った。2014/11/23

s

3
宮沢洋はそれにしたってイラストが達者すぎると思う そんなに建築に興味がなくとも壊される前に見とかないと・・・!と居ても立ってもいられない気分になります2009/06/11

さとう

2
いやあ、いい本だった。巡礼かこつけてぶらっと旅したくなります。2011/11/23

tocoto

2
旅行に行きたくなる本。/やっぱり国際会館は宇宙戦艦ヤマトですよね。2011/11/21

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