内容説明
行きたくてもなかなか行けない地方都市の名建築、イラストとウンチクをたっぷり添えてリポート。坂出人工土地、小原流家元会館ほか計29施設。1945~75年に建てられたモダニズム建築を西から東へと巡礼。
目次
都城市民会館―「キメラ」としての建築
日南市文化センター―プレイバック南方幻想
海星学園中央館―ナガサキから世界を眺めて
日本26聖人殉教記念施設+大隈記念館―人間になった建築たち
佐賀県立博物館―不可侵の十字架
北九州市立中央図書館―隠された文字を読む
岩国徴古館―戦時下のファンタジー
東光園―空に浮かぶ客室
津山文化センター―コンクリートの「第三の道」
海のギャラリー―「対」へのこだわり
坂出人工土地―「人工」の上昇と下降
瀬戸内海歴史民俗資料館―階段は「海」である
大原美術館分館―実現されたユートピア
甲南女子大学―つけまつげをした“男装の麗人”
小原流家元会館・豊雲記念館―美しきダジャレの魅力
大阪府総合青少年野外活動センター―キャンプ場の「camp」な屋根
桂カトリック教会―インドで考えたこと
国立京都国際会館―うしろの正面だあれ?
希望が丘青年の城―アポロ時代の夢のかたち
那覇市民会館―トロピカルアジアの片隅で
著者等紹介
磯達雄[イソタツオ]
1963年埼玉県生まれ。88年名古屋大学工学部建築学科卒業。88~99年『日経アーキテクチュア』編集部勤務。2000年に独立。2002年から編集事務所・フリックスタジオを共同主宰。桑沢デザイン研究所非常勤講師
宮沢洋[ミヤザワヒロシ]
1967年東京生まれ、千葉県育ち。90年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、日経BP社入社。『日経アーキテクチュア』編集部に配属。以来、現在まで建築一筋。98~2005年、同誌に4コママンガ『ケンチクくん』を連載。2005年1月から『昭和モダン建築巡礼』を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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