内容説明
男の生き方の要諦を示し、しかるべき論理で語ろうというのが、本書のネライである。骨子となるのは、稀代のダンディとされる白洲次郎という人物の生き方と人生作法、ダンディズムといったもの。だからこれは、人間・白洲次郎をひとつの理想として、男の生き方を語る本である。男としてのダンディズムが学べる一冊。
目次
序論 白洲次郎に学ぶ
第1章 プリンシプルを貫く
第2章 自分を持つこと
第3章 交渉は格闘技であると学ぶ
第4章 働くことの意味を知る
第5章 男は着るものなど語らぬ
第6章 粋な作法とは
第7章 引き際の美学。男の価値は口の堅さ
著者等紹介
馬場啓一[ババケイイチ]
1948年生まれ。早稲田大学法学部卒業。流通経済大学教授、作家・エッセイスト。CMディレクターを経て文筆の道に。ジャズ、ミステリー、作法、映画、ミュージカル、ファッションと幅広いジャンルを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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桂けい
3
白洲次郎さんの気骨さは、充分伝わる一冊です。 但し、文章量をもっと削っても伝わる内容ですけどね。 ダンディズムの持ち主は、ダンディズムと言う言葉を最も嫌う、それはある意味、禅問答になっています。2016/12/24
YN
2
決していい本ではない、と思う。 他の白洲本を読んだ方には物足りない一冊。
メカメカ
1
白洲次郎の本は読んだことがなかったので、とりあえず手に取ってみました。自分としては正直これ本当に学者の先生が書いたの?と思うほど、文章が変。 意味が分からないというほどのことはないですが、何か難しい言葉を使おうとして繋がりが変になってるような印象。 でも、白洲次郎のエピソードとかはそれなりに分かった。 ただ、題名でダンディズムと書いてるのに、本分では白洲次郎はダンディズムなんて気にしてなかったというのはどうだろう?2016/03/11
雨巫女
1
やはり今どき白洲次郎の気骨のある人はいないなあ。2009/07/02