感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いろは
17
再婚相手をオーディションで決める。しかも、その告知はラジオ。今の時代にはできない発想で時の流れを感じる。村上龍が男性なだけあって、男性が女性に恋に落ちる瞬間、好きな女性と一緒にいるとき、好きな女性を思うときの心理が微細に描かれていて、男性ならではの視点が面白かった。私がもしカイさんに会ったら、カイさんの目に私はどのように映るのか、気になるところだから、お会いしてみたい。それにしても、女の怒りは恐ろしい。しかし、その怒りが最後の残り数ページだったのが残念なところ。彼女の怒りの原因をもっと詳しく知りたかった。2017/11/15
うた
6
妻をがんで亡くした主人公。恋愛や再婚に対して前向きになれない彼は友人と共に架空のオーディションを開催し、再婚相手候補を選ぶことにする―。映画もありますが、結構怖いというのを見たので本でチャレンジ。思っていたよりもあっさり終わってしまってなんだか拍子抜けしてしまいました。映画のほうが脚色されていて、より怖くなっているんでしょうか。書かれた時代も1997年だからかもしれませんが、今のホラーと比べるとかなり薄味。というかホラーでもないかも。妻を失った家族が問題を乗り越えて立ち直っていくストーリーにも見えました。2024/04/06
…KEI
3
恋は盲目。でもなんかあんまり釈然としないな。展開が急すぎてw2012/11/21
りあら
2
あまり怖くなかったです。2012/11/13
夢可志
2
急展開すぎでした・・・2012/08/06