出版社内容情報
まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり 明治30年春陽堂刊の初版本を底本に、振り仮名、仮名遣い、文字組を底本通りにし、初版のデザインを模した装丁で再刊。
著者紹介
1872~1943年。長野県生まれ。明治学院に学ぶ。「若菜集」で新体詩人として出発、のち散文・小説に転じる。著書に「夜明け前」「破壊」「新生」など。
目次
おえふ
おきぬ
おさよ
おくめ
おつた
おきく
明星
草枕
潮音
春の歌〔ほか〕
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- 和書
- ねこひげぴぴん