子ども平和図書館<br> パパママバイバイ

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子ども平和図書館
パパママバイバイ

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  • サイズ A4判/ページ数 55p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784820566113
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8793

出版社内容情報

"平和を語りつぐ名作絵本!

東京・堺・大牟田空襲、 沖縄戦、
また、 ナチスドイツによる残虐の
象徴アウシュビッツ、 レニングラード
の悲劇などを題材にした名作絵本!

忘れてはいけない歴史のひとコマを、
やさしい文章と迫力のある絵で伝えます。

既刊全7巻 揃本体12,200円(分売可)

1 パパママバイバイ
1977年、 横浜市緑区に米軍機が墜落し、
幼い二人の兄弟が炎に焼かれて死亡
した悲劇。 今も続く米軍基地問題を考える。

2 アウシュビッツからの手紙
ヒトラーによる20世紀の人類がおかした
決定的な過ちをその悲惨な歴史の現場
に取材して描く。

3 おかあちゃんごめんね
病弱で床にふしていた母は、 空襲で
迫りくる炎から、 小さい二人の子を逃
がすため家から追い出した……。

4 死んでもブレストを
1945年3月10日の東京大空襲の最中、
燃えさかる炎を目前にして職務についた
墨田電話局の女子交換手。

5 ターニャの日記
ヒトラー・ドイツによって900日にわたり
包囲されたレニングラードで、 極寒の
中飢えて死んでいった家族の記録。

6 忘れな石
西表島に強制疎開させられ、 学童66
名がマラリアで死んだ悲劇を描く。

7 わすれないあの日
1945年7月27日の大牟田空襲で、
当時3歳だった私 (作者・画家) が
見た、 感じた、 空襲の恐怖を語る。
"

著者等紹介

早乙女勝元[サオトメカツモト]
東京足立区の生まれ。働きながら作家になる。東京空襲を記録する会の推進力となり、同会は菊池寛賞を受賞。戦争の語り部として活躍する。作品は『早乙女勝元小説選集』(全12巻理論社)『わが街角』(5巻 新潮社)『東京大空襲』『東京が燃えた日』(岩波書店)。草の根出版会の本に「シリーズ・わが子とともに5巻」絵本〈愛と平和の記録〉として『おかあちゃんごめんね』『死んでもブレストを』『アウシュビッツからの手紙』など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

22
図書館放出本。こんな事件があったんだ・・・という驚き。やるせない気持ち。子供の死を知らない瀕死の母親・・・。補足しつつ、娘に読み聞かせました。息を詰めるようにして聞いていたオタマさん。最後「本当の話なの?」と再確認。今朝の毎日新聞の一面には「オスプレイの事故率1.5倍 「安全」根拠覆る」。なにも変わっていないんだなあ。2017/10/30

マツユキ

18
移植用の皮膚を求める記事が新聞に載り…。1977年に横浜で起きた米軍機墜落事件の事をまとめた絵本。語り口自体は明るく、途中で詩があり、事件への憤りと悲しみと共に、作者の子どもたちへの思いが胸を打ちました。戦争中でもないのに、こんな事件が起こっていたなんて。悪い意味で、軍を身近に感じさせてくれました。2022/03/30

おはなし会 芽ぶっく 

11
図書館で読むべきではなかった…涙ぐむレベルではなかった。横花米軍機墜落事件。NOと言わない(言えない)日本はまだ続くのだろうか?子どもたちに明るい未来はあるのだろうか?2018/12/21

やよ

8
1977年9月に横浜で起きた米軍機墜落事件とその真相。タイトルは…そういうことだったんですね。ただただつらいです。2018/02/07

Mao

5
米軍機墜落事件で亡くなった方を描いた絵本。 なぜこんなことが起きたのか、その原因(日米関係)にきちんと目を向け、みんなで考えなければならない。2015/09/08

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