内容説明
衣笠貞之助、伊藤大輔、マキノ雅弘、吉村公三郎、新藤兼人、黒沢明、山本薩夫、亀井文夫、今井正、石井輝男、斉藤武市、神代辰巳、根岸吉太郎…他、監督たちの創作の秘密を目のあたりに再現する追真のドキュメント。日本映画の黄金時代を記録したベテランスクリプターが語る聞き書き日本映画史。
目次
戦後映画の黄金時代を歩んで
大泉映画から東映ヤクザ路線とともに
東宝から独立プロの道を選んで
渡り鳥シリーズからロマンポルノへ
付録 戦後日本映画関係史略年表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hata2
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スクリプターの目を通した日本映画史。面白い。ただ、インタビュアーの自己主張がイラッとする。2010/11/09
tajidanslemetro
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とても面白い。桂千穂による当時の映画界へのルサンチマンが噴出している。戦後間もない頃の撮影現場、みんなヒロポン打ちすぎ。2020/09/26
a_shouden
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全盛期の大映、東映、東宝、日活で活躍した女性スクリプター4名の聞き書き。彼女たちが一緒に仕事をした監督、スタッフ、俳優のエピソードがとても面白い。「女たちの映画史」のサブタイトルの所以である。2020/07/09