ナレッジ・マネジメント5つの方法―課題解決のための「知」の共有

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784820117520
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C2034

内容説明

知識を移転・共有する仕組みを持つ組織は、変化に機敏に対応し強靱である。知識移転の指針を示し、米国陸軍、フォード、ブリティッシュ石油、TIの成功事例をわかりやすく解説。

目次

第1章 はじめに
第2章 コモン・ナレッジの創造と活用
第3章 連続移転
第4章 近接移転
第5章 遠隔移転
第6章 戦略的移転
第7章 専門知移転
第8章 五つの知識移転を比較対照する
第9章 知識移転の統合システムを構築する

著者等紹介

ディクソン,ナンシー・M.[ディクソン,ナンシーM.][Dixon,Nancy M.]
ジョージ・ワシントン大学管理科学部教授を経て、現在は自ら設立したコンサルティング会社「コモン・ナレッジ」で、ナレッジ・マネジメントや組織学習の研究とコンサルティングに携わる

梅本勝博[ウメモトカツヒロ]
1975年九州大学経済学部卒業。一橋大学助手を経て、ジョージ・ワシントン大学文理学部大学院で公共政策論のPh.D.取得。現在、北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科・社会システム構築論講座教授。専門はナレッジ・マネジメント、公共政策論

遠藤温[エンドウアツシ]
1976年石川県生まれ。2001年北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科博士前期課程修了。現在、同博士後期課程に在学中

末永聡[スエナガサトシ]
1970年生まれ。1993年東京水産大学資源育成学科卒業後、メーカーに5年半勤務。現在、北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科博士後期課程。研究テーマは「水産業とナレッジ・マネジメント」。主な論文に「漁協におけるナレッジ・マネジメント―オープンソース時代の知識戦略」協同組合経営研究月報、2002年度日本沿岸域学会論文奨励賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Uzundk

1
知識の共有についての話。例えば競争、お互いの不理解、交流不足で実は解決方があったなんて山ほど事例があるとおもう。そのなかで、組織の規模、移転する知識の種類によって、どのような共有方法をとり成功したか、あるいは失敗したかが描かれている。 少なくとも個人間では、他者との交流が知識共有の第一歩であることには変わりない。もしそれ以上ならば、知識となり得る要素を引き出すのも、それを伝えるにも少し工夫が必要だ。 組織を考えるなら、間違いなく参考になる本である。2014/06/18

夢読み

0
これはぜひ「実践したい」本だ。ナレッジの大事な点はストックではなく、フローにあるためナレッジの出どころ(源泉チーム)と受取先(受け取りチーム)の関係や保有知識のレベルなどによって5つの知識移転のタイプに分けており、自分の業務に非常に当てはめやすい。自分の業務に近いのは「連続移転」と「近接移転」かな。場合によっては「遠隔移転」もあるかも。各移転の形態で「設計指針」が示されており、わかりやすい。全体の構成もリズムが一貫しており、非常に読みやすい。2015/12/13

Atsushi

0
組織における「知識の共有」をいかにして円滑にするか。 著者はそのような視点から知識の移転の仕組みを5つに分類し、 具体例を交えながら解説を進めていく。 「我々は知識を静的な商品(コモディティ)だと思い込みがちであるが、実際には動的なものとして捉えるべきである」といったような、知に対する認識を改善するヒントが記されている。2012/09/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/241843
  • ご注意事項