内容説明
市場についての知識の蓄積、管理、利用法の系統的アプローチを提唱し、意思決定プロセスと市場情報プロセスの関連性を指し示す。
目次
第1章 顧客の声を企業が聴かない時
第2章 情報探求センター
第3章 誰のための市場調査か
第4章 市場調査のプロセス
第5章 調査利用のテクノロジー
第6章 知的情報―いかにして自分が知っていることを知るか
第7章 問いかけ
第8章 データ―市場からの手がかり
第9章 分析の展開と先入観の解明
第10章 知識と知恵
第11章 情報探求センターの実施
第12章 学習
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T2C_
1
ちょこちょこ面白い部分もあるが、ビジネス経験がないためか訳のためか、説明されている概念やフレームワークそれぞれが今一つイメージし辛く、半分ほどで断念。マーケティングを行うのがマーケティング部門だけだと思ってるならそれは大間違いだ、というのは深く刻まれた。あと初めや途中途中に書いてあった事例集、例えばコーラとペプシの飲み比べでグラスにあるアルファベットが結果を左右した、みたいな話は大変面白かった(最初の辺りは訳者まえがきのものだが)。2016/04/30
飯田一史
0
心脳マーケティングのザルトマンが書いてると思ってwktkして読んだら市場調査のやり方が書いてあるだけだった。枕ことばにベーコン、プラトン、エリオットを引いて教養の深さアピールをするところ以外べつにハーバートっぽくもないしタイトル詐欺すぎて死ねばいいと思った2013/06/03
呑司 ゛クリケット“苅岡
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1991年のマーケティングの本。自身もマーケティングに興味を持つ持ちはじめ幾つかの著作を漁った頃。多くを神田昌典氏から与えられたがそれで良かったと思う。今のようにデータが溢れて真贋織り交ぜて攻めて来てはいない時代、インテリジェンスは殆どの人が持ち得ていないからだ。それは逆に言えば現在データを取捨選択して情報に出来る人が以前と変わらず少数派なのと同じ事だろう。データを情報にして、その使い方を学ぶことはずっと続くのだと感じた。2024/05/12