内容説明
本書は、主な玉の囲いと、その後の戦い方を、戦型別に分かりやすく解説した基礎講座。序盤でつまずくと、取り返しがつかない。そうならないために玉を囲うまでのポイントを幅広く紹介した、棋力アップには最適の一冊。
目次
第1章 四間飛車vs居飛車(基本図までの指し手;穴熊と銀冠)
第2章 矢倉戦(基本図までの指し手;後手、左美濃の作戦;先手の銀矢倉VS後手の金矢倉)
第3章 そのほかの戦型(横歩取り;角換わり腰掛け銀 ほか)
第4章 実戦アドバイス(四間飛車vs居飛車 相穴熊(羽生善治王位・王座vs森内俊之王将)
矢倉戦 相穴熊(屋敷伸之八段vs羽生善治竜王・名人) ほか)
著者等紹介
羽生善治[ハブヨシハル]
昭和45年9月27日、埼玉県所沢市の生まれ。57年12月、6級で二上達也九段門。59年初段、60年四段、63年五段、平成元年六段、2年七段、5年八段、6年九段。平成元年度第2期竜王戦で初タイトル獲得。平成5年8月、第34期王位獲得で、史上最年少の五冠王となる。6年6月、第52期名人戦で念願の名人位を獲得。同年12月、第7期竜王獲得で史上初の六冠王に。7年3月、第20期棋王防衛で永世棋王の資格を得る。同年7月、第66期棋聖防衛で永世棋聖の資格を得る。平成8年2月、第45期王将獲得で前人未到の七冠独占を達成した。同年9年、第44期王座防衛で名誉王座、9年8月、第38期王位防衛で永世王位の資格を得る。将棋大賞では、昭和63年度、平成元、4~8、10~14、16、17年度に最優秀棋士賞を受賞。タイトル戦登場は81回、獲得は竜王6、名人4、棋聖6、王位11、王座14、棋王13、王将9の合計63期。ほか棋戦優勝は30回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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