マネー崩壊―新しいコミュニティ通貨の誕生

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  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784818813052
  • NDC分類 337
  • Cコード C0036

内容説明

本書の問題意識は、「新千年紀」を迎えるにあたり、われわれはマネーの在り方を根本から問直さなければならないのではないか、ということである。この問題意識の根底には、単一化の方向に向かう貨幣部門のマネー経済化の流れと、多様化に向かうボランティア経済の流れの相克がある。その中で「持続可能な社会をどうやってつくりあげるのか?」本書は、その処方箋を大胆かつ新鮮な形でわれわれに提示している。

目次

第1部 お金と自分(自分のお金;今日のお金;サイバー・ワールド―新たなお金の歩み;未来への五つのシナリオ)
第2部 自分のお金を選ぶ(仕事を可能にする通貨;コミュニティをつむぐ通貨;コミュニティ通貨と中央権力;グローバル基準通貨―お金を持続可能にする;持続可能な豊かさへ向かって ほか)

著者等紹介

リエター,ベルナルド[Lietaer,Bernard A.]
欧州共通通貨ユーロの誕生に深く係わった人物であり、現在は、アメリカのカリフォルニア大学バークレー校の客員研究員として地域通貨の研究に携わるかたわら、“グローバル基準通貨”構想を実験すべく世界各国を訪問して活動を展開している

小林一紀[コバヤシカズノリ]
1976年東京生まれ。カリフォルニア大学バークレー校環境経済政策学部卒。現在、デジタル・スカウト代表

福元初男[フクモトハツオ]
1965年東京生まれ。国際基督教大学大学院行政学研究科博士前期課程修了。ファイナンシャル・プランナー(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会会員)。現在Ecosearch.Net(エコサーチ・ドット・ネット)代表
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