目次
第1章 テニスのメンタル面の考察
第2章 2人の自分の発見
第3章 セルフ1を静かにさせる
第4章 セルフ2を信頼する
第5章 テクニックの発見
第6章 習慣を変える
第7章 集中方法を学ぶ
第8章 コート上の人間ゲーム
第9章 競技の意味
第10章 コート外のインナー・ゲーム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tatsuya
27
めちゃくちゃ面白い。なんとなくこうなんじゃないかなと抱いてた感覚がスッキリした。2017/05/09
カッパ
21
テニスの指南書である。テニスの王子様という漫画がある。そこでよく無我のように戦うシーンがある。それがまさに無我の境地なのかもしれない。そのように考えずに集中する方法を教えてくれる。あまり考えすぎると体には身につかないという学びになった。2017/01/04
さいたまのたぬき
19
内容的には禅問答をしているような感じがあり、 実際に自分の中にこういった無意識でベストなパフォーマンスをしたという 体験がないとなかなか理解することが難しいかもしれません。 反対にどんなスポーツでもどんなレベルでも体が勝手に動いて普段では 考えられないような動き体験(今風にいうとゾーンに近いもの)をしたことのある人にとっては ああ!なるほど!!そういうことなのかと気づかせくれ この本を読んで以後無意識の集中力の使い方がわかりやすくなると思います。 2014/09/27
かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO
18
雀鬼と呼ばれる桜井 章一の「負けない技術」という本にかかれていた内容と同じでびっくりした。勝負事の世界で極めると、同じような境地に達するものなのかと思った。セルフ1を静かにさせるということだが、自分の確実に裁判癖があるので、この癖をなくしたい。そのためには「今に集中する」ということだが、テニスの場合は、ボールの縫い目を見るということ。だから、今に集中するっていうのは、なにか行動して、その作業に熱中したりしてないと難しいのだろう。瞑想とかでも今に集中するというマインドフルネスが人気だけど、難しそう。2021/01/23
つみかた
18
再読。当時は、本書の理論を分かったつもりでいた。今思うとセルフ1で理解していたに過ぎなかった。それから10年経ちテニスでフットワークなどに課題を感じていたが、ふと「メンタル」こそが最大の課題だと気付いた。 そして本書を再購入して、丁寧に読み、コートで実践した。そして自分を継続して観察することが難しく、だからこそ意味があるのだと思った。 読了後、セルフ2を信頼できず、自分に影響を与えていたことが多くあったことに気付いた。 どれだけかかっても本書の内容を身に付けて、インナーゲームに勝つ。という決意表明をする。2017/04/18