組織事故とレジリエンス―人間は事故を起こすのか、危機を救うのか

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組織事故とレジリエンス―人間は事故を起こすのか、危機を救うのか

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  • サイズ A5判/ページ数 356p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784817193537
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3050

内容説明

人間は事故を引き起こす一方で、信じられないような危機から驚異的な脱出劇をやってのける。この人間がもつ二面性に光を当て、人間をエラーの潜在的要因と見なすだけでなく、人間を「危機を救うヒーロー」として見ることの重要性を説く。そして、レジリエンスが高く、安全な組織とはどのようなものかを、広範に解説する。

目次

第1部 イントロダクション(事故を起こす人間、危機を救う人間;心のユーザーへ)
第2部 不安全行動(ヒューマンエラーの性質と種類;違反とさまざまなルール関連行動 ほか)
第3部 事故(エラーの罠と再発する事故;重大事故の調査)
第4部 驚異的なリカバリー(訓練、規律、リーダーシップ;正真正銘のプロフェッショナリズム ほか)
第5部 レジリエンスを高める(個人の注意深さと集団の注意深さ;安全を求めて)

著者等紹介

リーズン,ジェームズ[リーズン,ジェームズ][Reason,James]
1977~2001年まで英国マンチェスター大学の心理学部で教授を務めた。同氏は1962年に同大学を卒業、1967年、博士号を取得し、1964~1976年まで、英国レスター大学心理学部で講師、准教授を務めた。また、英国ハンプシャー州ファーンバラにある英国空軍航空医学研究所、米国フロリダ州ペンサコラにある米国海軍航空宇宙医学研究所に勤務した。1995年に米国ヒューマンファクター学会から外国人奨励研究者賞、2001年に航空安全財団エアバス社賞、航空宇宙学へのヒューマンファクター研究の適用に対して2001年に王立航空協会からロジャー・グリーンメダル、2002年に航空安全財団ボーイング社特別功労賞を受賞した

佐相邦英[サソウクニヒデ]
(財)電力中央研究所社会経済研究所ヒューマンファクター研究センター上席研究員、日本人間工学会認定人間工学専門家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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スターライト

6
ヒューマンエラーについてもう少し勉強してみたいと思い、本書に着手。不安全行動をどう見るかといった話しや具体的な重大な事故を通してそれがいかに発生し、どのような方法で被害を回避あるいは大惨事にいたらずに済んだかの分析を紹介。エラーや事故は個人の特性に原因があるのではなく、それを引き起こす状況が潜在していただけにすぎないこと、個人と集団の注意深さをどのように生み出していくかをわかりやすく説明。安全性に偏重することなく生産性とのバランスが重要であるとの指摘には大いにうなずいた。業務にどのように生かせるか考えたい2020/09/07

えちぜんや よーた

2
給与計算の仕事をしていると、自分たちで発見するミスもありますが、給与明細書を受け取った人から指摘されるミスもありました(なぜなら皆さんご自身の明細書についてはきっちりと目を通されますから)。そのミスは属人的なミスなのか組織的なミスなのかすぐに追及しなければならない立場にいましたので、非常に興味深く読ませていただきました。2010/12/31

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