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ソフトウェア品質学
知的グループウェアによるナレッジマネジメント

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  • サイズ A5判/ページ数 147p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784817161352
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C3034

出版社内容情報



21世紀は情報社会から知識社会になると言われ、IT革命を最大限に利用したナレッジマネジメントが極めて重要である。本書はナレッジマネジメントに役立つ知的グル-プウェア研究の再前線を紹介した教科書である。意思決定支援グル-プウェア、アウェアネス支援グル-プウェア、実世界指向ワ-クフロ-管理システムという実際にJAIST で研究開発・運用されている知的グル-プウェアの紹介が、開発者自らの手により懇切丁寧に書かれている。

●知の組織的な創造
90年代の初頭に流行したBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)は業務プロセスの効率化を追求するあまり、組織の中に埋め込まれていた重要な知識を流出させ、コーポレート・アルツハイマーと呼ばれる現象をもたらした。このような問題を克服できる視座が知識創造の理論であり、その実践はナレッジ・マネジメントによって展開される。

 企業やコミュニティーの活動の本質は、知識の創造、活用、蓄積からなるダイナミックなプロセスである。しかし、この本質は、われわれの目には見えないことがある。知識は、科学の公式や製品の仕様書のように書かれたものとしての形をとるばかりではなく、言葉にはできない技能やものの見方、あるいは慣習の中にも埋め込まれているからである。
 知識科学は、そのような知識の重層的な構造を解明するとともに、書かれざる知識に形を与え、組織的に共有できるモデルを作り、さらには新しい知識を創造するメカニズムの構築を目指す。それは、見えない本質に光を当て、企業やコミュニティーに未来を切り拓くための変革の視座に立つことに他ならない。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kazuo_kashiwabara

1
アウェアネス、コミュニケーション、コラボレーションという3階層構造が参考になった。 今後、どこかで使えるかも。 アウェアネスを意図的に作りだそうと思う。2020/06/27

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