デマルコ大いに語る―ソフトウェア24の閃きと冴え

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デマルコ大いに語る―ソフトウェア24の閃きと冴え

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  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784817160577
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3030

内容説明

語り部としてのトム・デマルコは、米国ソフトウェア工学界の泰斗であり、情報科学における優れた業績によってJ.D.ワーニエ賞を受賞している。思わず「ああそうか!」とうなり、笑ってしまう、デマルコならではの抽象化と洞察。職業人としてのプログラマや管理者には絶対見逃せない、ソフトウェア核心の24のエッセイ。

目次

なぜソフトウェアはこんなに高くつくのか
計測で気がふれた
管理的ソフトウェア工学
ハングリー
裸で雪の中に立ちすくんで―山浦論文の主題による変奏曲
一つだけ手を打つとしたら…
デスクトップ・ビデオ読本
ソフトウェア工学における技術以外の問題点
90年代の挑戦―学校
ソフトウェア開発―その先端技術と実態水準〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紙魚

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ピープルウェアで有名なデマルコ氏のエッセイ集。ご本人の経験に基づいた、業界一般に語られている定理の逆を行く論説が面白い。「メンバーを追い立てても得られるものは少なく、失うものは多い」「チームは厄介だ。にも関わらず素晴らしい」「もしマネージャが率先してメンバーの見本となるべく働いているならば、そのマネージャは仕事をしていない」「最も悪い兆候は、現実の否認だ」など肝に銘じておきたい言葉ばかりです。ところで、23章の「いんげん豆のパスタ」はどういう意味だったんだろう…2014/05/09

k2jp

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著者の経験を主観から一歩引いて再考した「ソフト開発現場あるある」集。開発プロジェクトやチームの失敗例から、そこへ至る「非合理」を鋭く指摘。第2章ではうまくいかない、数値を使った目標管理や、サンプリングデータを自分の望む行動修正の為に恣意的に解釈する間違い、第3章ではPDCAのCAが未熟なため見積もりが不正確になり、結果として納品に問題が発生というからくり、第5章では模範指導が実はマネジメントでないという指摘、第6章では人間に向かないマルチタスク、第11章では無謀な見積やスケジュールが退職に追いやる例など…2012/05/20

keycat0314

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ユニークな文体がいい

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