感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katoyann
20
デートDVについて分かりやすく解説した本。暴力を容認する仕掛けが社会に張り巡らされていると訴える。その最も大きなものはジェンダー・バイアス。暴力加害者は伝統的な性役割を信奉していることが多く、パートナーを支配する対象として捉えている。例えば、外で嫌なことがあったから(仕事でストレスを抱えているから)という理由で暴力を振るうものが多く、いかにDV加害者が女性を従属物とみなしているかが分かる。増補版では近年の傾向としてスマホを利用した新たなDVについての解説がある。その中でもリベンジポルノの被害が深刻である。2021/12/16
圓
2
気付くことから第一歩だ2017/08/07