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フーリエ変換

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816351082
  • NDC分類 413.66
  • Cコード C0041

内容説明

携帯電話に使われている電波、CTスキャンやMRIなどの画像診断で使われている電磁波、地上波デジタル放送に使われている信号の変換、さらに、半導体プレーヤーでのノイズカットやデジタル画像の圧縮など、機械と波があるところ、フーリエ変換は必ず登場します。そこで本書は、基本であるフーリエ級数からフーリエ変換の概念、その発展と展開、偏微分方程式の解を求める実例を示します。さらに離散フーリエ変換、高速フーリエ変換を解説するとともに、フーリエ変換の兄弟であるラプラス変換までを図解しました。じつは数学が、現代文明を支える技術であることを実感してください。

目次

第1章 フーリエ級数前夜
第2章 フーリエ級数の世界
第3章 複素フーリエ級数
第4章 フーリエ変換
第5章 フーリエ変換の活躍
第6章 離散フーリエ変換
第7章 ラプラス変換

著者等紹介

佐藤敏明[サトウトシアキ]
1950年生まれ。1976年電気通信大学物理工学科大学院修士課程修了後、都立高校の教諭を経て、現在は東京都立日比谷高等学校の非常勤教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デビっちん

9
電波や電磁波、デジタル信号など現代技術を支えている「波」は、フーリエ変換で解析や合成できると教わりました。時間領域から周波数領域への橋渡しがフーリエ変換です。前半は、三角関数、微分・積分といった高校で学習する道具を組み合わせてフーリエ級数、フーリエ変換の概念が説明されていました。後半は、波動方程式やラプラス変換などの応用が説明されていました。数学が現代文明の基礎を支えていると感じました。2016/01/13

ばいおくん

3
とある行政官が、三角関数など知らなくても生きていけると、巷でたたかれたが、それはある意味正しい。ただ、難しい、自分には合わないという理由で、知る機会を失うことが、果たして幸福につながるかは、大きな疑問。この1冊は、最終ゴールはフーリエ解析の実用まで触れているが、その経緯として、三角関数、微分・常微分・変微分、といったツールを、何故高校生が学ぶのか、その答えが見えた気がした。学問とは何か。知らなくてもよいが、知っている誰かが支えていることがたくさんあることを、子供たちに伝えたい。2015/11/27

Satoru Aniya

1
先輩から時系列データ解析の基礎を理解したほうがいいと貸してもらった2020/07/21

mita

0
もっと簡単なところから2015/09/17

Heihe Tian

0
図解雑学というくらいだから一般向けなりの説明なのだろうと思ったが、思いの外詳しく感心した。フーリエ変換可能性、項別微積分など特に。2013/05/29

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