出版社内容情報
個人投資家の勝ち組、負け組が決まるのは、心理戦に勝ち残るということにつきます。たとえば、大きく値上がりし、その後暴落する仕手株は、機関投資家が大口でどんどん買いを入れることにより値上がりし、それに釣られた個人投資家の買いが殺到するのを見計らって一斉に売ってしまうので暴落します。個人投資家はこのなかで勝ち残っていかなければなりません。本書は、その鋭い分析で「中原圭介の資産運用塾ブログ」という超人気ブログの中原氏が、そのノウハウを分析・公開した本です。
内容説明
テクニカルや保有率、格付けを利用した株価操作は日常の世界。暴落に怯える「弱者」、暴落を喜ぶ「強者」の違い。投資家心理を巧みに操る「強者」への対抗策とは。リスク管理を徹底すれば、資産数十倍も夢ではない。
目次
第1章 マーケットの厳しい現実
第2章 マーケットの強者の論理
第3章 個人投資家の対抗策
第4章 心理戦を制するものは勝ち組投資家になれる
第5章 外国人投資家を理解する
第6章 資産を数十倍にする方法
著者等紹介
中原圭介[ナカハラケイスケ]
外資系金融機関、税務の仕事を経て、総合ファイナンシャル・プランニング事務所「アセットパートナーズ株式会社」を設立。個人・法人の資産プランニング業務を行いながら、執筆・セミナーなどで投資教育の普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白い駄洒落王
8
読みやすく、参考になる。メンタルや情報に気を付け投資に挑む。2013/11/23
もりの
3
大怪我をしなければ、マーケットは何回でもチャンスを与えてくれる。10〜20%の損失に抑える。人間の心理を理解し、感覚に惑わされない。1、2回は大勝負をして、早期に1000万達成を目指す。2019/03/20
ちくわ
2
株は勝つこともあるが負けることも多い。トータルで勝つには、いかに「負け」を小さくするか。そこには心理面の関与が大きいと思う。「上がったら、下がる」「下がったら、上がる」そんな当たり前のことも忘れてしまう。少しの冷静さを持つ、大きなトレンドに逆らわない、信用取引はしない。(☆2)2018/01/27
ダブルクリップ
1
外国人投資家がいかに日本株式市場に影響を与えているたをトツトツと書かれます。今から5年ほど前に書かれた本なのですが現在も本に書かれている状態なのかしら?株式チャートをみればわかるんだろうけど、、いかんせん見方が、いまだによくわからん。基礎の基礎から勉強しないとね2013/04/16
Seiji
0
株を始める始めないに関わらず、とりあえず株を学んでみようという興味があるなら一度読むべし。心理学、行動経済学といった観点からの説明は非常に参考になる。2015/10/11