図解雑学 CPUの働きと高速化のしくみ

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816336959
  • NDC分類 548.22
  • Cコード C0055

内容説明

CPU(Central Processing Unit「中央処理装置」と訳される)は、パソコンだけでなく、エアコンや炊飯器など、驚くほど身近な機器に搭載されています。そのような機器になぜ、CPUが必要なのか。それは、CPUに仕事(処理)をする能力があるからだ。ただの石のように見えるCPUにどうして仕事ができるのか。本書ではその原理を解説している。はじめは簡単なことしかできなかったCPUが、いろいろなことができるようになった。その発展の歴史も掲載。そして、CPUがより高速に処理を行えるように考えられた、驚くべき技術についてもしっかり解説。

目次

1 CPUとは何か(CPUって何だろう―生活の必需品「CPU」;コンピュータとCPU―CPUの動作は単純 ほか)
2 マイクロプロセッサの歴史(コンピュータの歴史―バベッジとブールの貢献;CPUは論理回路でできている―ブール代数と論理演算 ほか)
3 CPUの基本(4004はどんなCPUか―CPUの中身を見てみよう;4004のレジスタ―レジスタの構造はCPUの個性 ほか)
4 CPUの発展(8ビットCPUの世界―画期的CPU「8080」;パソコンの誕生―ビル・ゲイツの出会い ほか)
5 CPUの高速化技術(CPUを速くする方法―×86アーキテクチャの高速化;パイプライン処理とは―パイプに命令を流し込む ほか)

著者等紹介

山田宏尚[ヤマダヒロナオ]
1962年生まれ。1986年名古屋大学工学部機械工学科卒業。1991年名古屋大学大学院博士課程修了。工学博士。ドイツ・アーヘン工科大学客員研究員、名古屋大学工学部講師を経て1994年より岐阜大学工学部助教授。メカトロニクス、フルードパワー制御、画像処理工学、バーチャルリアリティなどの教育・研究に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sosking

3
LSIとか懐かしいな。とりあえず、科学技術について、ある程度理解したいときは、この書籍のシリーズを読むようにしています。2016/08/18

LibraBee!

2
CPUの概要について知りたいと思っていたところ、古本屋で見かけて購入。 図解雑学らしく、読みやすく、観やすく、深すぎず、幅広く、思った通りでよかった。 ムーアの法則など一般的なことから、歴史などは読み物としても、おもしろい。情報処理資格では問われる事はないだろうが、システムのハードウェアとソフトウェアの繋がりの理解促進に役立つ。古いが温故知新として基礎として今後も読み返す機会があると思っている。2015/11/11

oko1977

1
真空管トランジスタのENIAC、トランジスタを発明し世に送り出したショックレー研究所、そこから独立したファミリア・セミコンダクタ(トランジスタLSIによるマイコンを世界で初めて開発)、さらにそこから独立したベンチャーインテル
のCPUを歴史順に解説した本。インテルCPUは4004→8080→80816→80286→80386→Pentium→Pentium2となりここからはPC系のPentiumとワークステーション系のIteniumと分かれる。

CPUの歴史はプロセスルールの向上と2008/06/10

わたあめ

0
古い本ではありますが、私の理解力でも、時間をかけて読めば理解できる内容でした。2022/05/20

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