内容説明
本書では、太古の人々が考えた理論から最新の宇宙論までをわかりやすく解説しています。特に宇宙論の核心である「宇宙はどのようにしてできたのか」という根元的な問いを中心に説明しています。複雑でわかりにくいと思っていた「宇宙論」がきっと身近になるはずです。
目次
1 宇宙ってなに?(人間はいつから宇宙を意識したか;ギリシャ時代の宇宙観 ほか)
2 宇宙は膨張している(世紀の発見;ことの始まり ほか)
3 ビッグバン理論と宇宙の進化(宇宙の歴史;宇宙の膨張と光の波長 ほか)
4 宇宙の始めと未来(もっと始めは?;加速器で探る宇宙の初期 ほか)
著者等紹介
二間瀬敏史[フタマセトシフミ]
1953年、札幌市生まれ。京都大学理学部卒業。ウェールズ大学カーディフ校博士課程修了。現在、東北大学大学院理学研究科天文学専攻、教授。一般相対性理論、宇宙論が専門。学生にはゼミの厳しさで評判
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿呆った(旧・ことうら)
16
[図解雑学シリーズ]宇宙研究の歴史、基礎知識から、ダークマター、素粒子•クォーク、反粒子、宇宙の未来まで。宇宙についてわかりやすく解説している虎の巻。2015/09/26
vinlandmbit
10
中古で購入。宇宙全般を解説してくれてます。当然図解雑学シリーズなので良くも悪くも全般表層レベルまでですが、そこに関しては分かりやすいです。2016/01/10
学生
7
こまごまとした宇宙の様々な話が出てきて良い意味で頭が混乱した。かなり難しかった。興味ある人ならスッと読めるかもしれない。2023/04/24
ごんたそ
0
文章がとてもわかりやすい。最新の宇宙論も丁寧に説明してあり、読みやすい。文字をさーっと読んでいくだけでもかなり知識豊かになるのでは。見開きの右ページは図解になっているが、そこだけ目を通しても十分楽しめると思う。超ひも理論の簡単な説明もあって、楽しんで読めた。2012/10/27
BrandyIron
0
広くそこそこ細かく述べられていて雑学アップ2020/09/16