内容説明
近年関心の高まっている心理学ですが、心理学とは、端的にいえば人々のこころの謎を科学的に分析する学問です。そのジャンルは幅広く、人間はどのように発達していくのかを研究した発達心理学、事物をどのように知覚・認識し、処理するのかを研究した認知心理学や生理心理学、人々とどのようにコミュニケーションをはかり、社会で生活し、学んでいくのかを研究した社会心理学、そして、心の病をどう治療していくのかを考える臨床心理学…など、多岐にわたります。本書は、この心理学について、その概要をやさしくかつコンパクトにまとめた１冊です。
目次
第１章 心理学の歴史と方法論
第２章 心のメカニズムの心理学
第３章 人間の一生と心理学
第４章 ままならない心の心理学
第５章 集団と社会の心理学
著者等紹介
松本桂樹［マツモトケイキ］
横浜市立大学文理学部心理専攻卒業（１９９２年）。東京学芸大学大学院教育学研究科学校教育専攻心理臨床講座修了（１９９５年）。教育学修士。慈友会高田馬場クリニック勤務を経て、ジャパンＥＡＰシステムズＥＡＰ相談室主任カウンセラー、東京学芸大学非常勤講師。臨床心理士。精神保健福祉士。日本ＥＡＰ協会役員
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感想・レビュー
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naoto
3
今さらながら、心理的なことを考えるのって大事だよな…と思い、読んでみた。見開きでわかりやすい、わかりやすい。さすが、図解雑学シリーズ。ただ、本当にさわりの部分だけだと思うんで、ここから深める必要は、大いにあるな。2019/06/28
川口将人
2
一般書でありながら、ちゃんとアカデミックでいい塩梅です。通ってる大学の講義でも使われてました
algae
2
この本の中でE・キューブラー＝ロス著『死ぬ瞬間』の死にゆく人の心のプロセスを紹介している。どこかで見たことあると思ったら、日本IBMの｢社外秘リストラマニュアル｣だ！人が余命宣告を受けたときの反応をリストラに転用してるとはE・キューブラー＝ロスも思いもしないだろうなあ。2017/06/14
読書家
2
図書館で心理学関連の書籍を読んだけど、この本が情報が一番まとまってた（心理分析、生理指標、性格テスト、好意の仕組みなど）。2014/07/15
41
2
大変解りやすい本でした。今では「カラー版徹底図解 心理学」が出てるので、そちらの方を読んでみるのをお勧めします。その本は読んでいませんが、新しいので。2011/01/29
