内容説明
核時代の原点からの報告。新たな観光事業の立ち上げや市民球場・球団設立といった広島の「復興」を描く一方、被爆者の生活苦、外国人をめぐる政策や孤児の問題、原水禁運動における政治的対立などにもフォーカスし、原爆の遺した深い爪痕を「歴史の場」から伝える書簡集の後編。
目次
第4編 戦後の生活と性の現場へ―一九五九年二月から同年五月まで
第5編 平和を求めて生きる人々―一九五九年六月から同年一〇月半ばまで
付録 小倉馨の人と生涯
著者等紹介
若尾祐司[ワカオユウジ]
1945年生まれ。現在:名古屋大学名誉教授
小倉桂子[オグラケイコ]
1937年生まれ。現在:平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)代表。広島市民賞(HIP受賞、2005年)。広島ユネスコ活動奨労賞(HIP受賞、2009年)。第25回谷本清平和賞(2013年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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