中国出版文化史―書物世界と知の風景

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中国出版文化史―書物世界と知の風景

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  • サイズ A5判/ページ数 370,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815804206
  • NDC分類 023.22
  • Cコード C3022

出版社内容情報


春秋時代の書籍成立から印刷本の誕生をへて明末の書物普及までの、二千年にわたる書物の文
化史。書物を作る・売る・読む・蔵する等、さまざまな相に光をあてるとともに、知のあり方
はもちろん、帝国の政策やイデオロギーとの関係など、政治・社会との相互作用に注目し、全
体像を描き出す。

目次:
はじめに  前 編 第1章 書籍の成立 第2章 帝国の秩序と書籍 第3章 帝国の黄昏
第4章 自己主張する「文章」 第5章 貴族の蔵書とその周辺 第6章 新旧の相克  本
篇 第7章 印本時代の幕開け 第8章 士大夫と出版 第9章 民間の「業者」たち 第
10章 特権としての書籍 第11章 朱子学の時代 第12章 出版の冬 第13章 冬の
終わり 第14章 書籍業界の新紀元 第15章 書価の周辺 第16章 知のゆくえ 第1
7章 異端、異論と出版 第18章 出版の利用をめぐって あとがき


内容説明

書籍の成立から印刷本誕生をへて一般に普及するまでの、二千年にわたる書物の文化史。書物を作る・売る・読む・蔵する等、出版の諸相に光をあてるとともに、知や社会との関係に注目し、全体像を描き出す。

目次

書籍の成立
帝国の秩序と書籍
帝国の黄昏
自己主張する「文章」
貴族の蔵書とその周辺
新旧の相克
印本時代の幕開け
士大夫と出版
民間の「業者」たち
特権としての書籍
朱子学の時代
出版の冬
冬の終り
書籍業界の新紀元
書価の周辺
知のゆくえ
異端、異論と出版
出版の利用をめぐって

著者等紹介

井上進[イノウエススム]
1955年生。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、名古屋大学大学院文学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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佐藤丈宗

1
中国では政治を担うエリート階層は、同時に中華的な知識・教養・文化の担い手でもあった。中国史において書籍とはステータスであった。これは門閥貴族もしかり。また、時代下って科挙官僚として政治を取り仕切った士大夫ら知識人は読書人とも呼ばれたことに象徴されている。中国の出版史はどうしてもこういった枠組の中で論じざるを得ないのが実状だということがわかる。これを限界ととるか特色ととるか。中国出版文化史の研究はまだ蓄積が少ない。今後の展開を期待させてくれる研究だ。2018/02/11

Pyonkichi

0
ようやく積読を解消。明代までの中国における出版文化史を、単なる「善本解題」を越えて、社会・経済・政治との関係を踏まえて叙述した通史。内容を批評するほど知識がないですが、当分は類書が出なさそうな内容で、たぶんこの分野を知るには最良の入門書と思う。読み物としても面白い。2017/08/21

テッテレこだち

0
中国における書籍の、写本時代から、明末清初の出版最盛期にいたるまでの概説書。蔵書量のくだりなどは本好き、というより本狂い列伝とも見える。書船の話などすごく興味深かった。2012/12/01

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