出版社内容情報
人間性と科学技術への深い理解に基づいて、科学研究の意義とその進むべき道
を論じた評論、研究生活の多彩な思い出を綴った随筆、著者が直接かかわって
きた戦後物理学を回顧した談論など、幅広い視野を持ち、新しい分野を拓いて
きた独創的な物理学者の足跡を示す科学エッセイ集。
内容説明
科学とは、科学者のあるべき姿とは?常に時代の先端にたって現代科学を切り開いてきた著者が綴る回想と提言の数々。
目次
学界の権威と学問の権威
自然の深さを求めて
軍事科学と自然科学者の悩み
性に合った流儀を選べ
地球の熱汚染
生殺しにされている物理学
現代科学を切り開く道
宇宙観の発展
戦後素粒子論の出発〔ほか〕