出版社内容情報
40代を中心とした現役世代の「お金との向き合い方」を激変させる1冊! 従来のお金をテーマとした本とは異なり、単なるお金の基礎知識に留まらず、「無駄遣いしない」「だまされない」という消費者意識と、資産形成の重要性に踏み込んだ投資家意識、さらには「しっかり働いて、きちんと納める」という納税者としての意識を問う。
内容説明
新型コロナウイルスの感染拡大で経済は大打撃を受けました。それなのに、日経平均株価だけは上昇を続けてきました。「景気が悪くなれば株価が下がる」という常識が通用しなかったのです。それはどうしてなのでしょうか。日々のニュースを理解するためには、経済の基礎知識がどうしても必要になります。そもそも株式会社とはどういうものか、円高・円安とは何か、消費税は何のためにあるのか等々、経済ニュースの基礎の基礎をやさしく解説するのが、この本です。
目次
第1章 20歳の自分に教えたい経済のきほん(経済ニュースに関心を持つ若者が増えた!?;経済の基礎知識、理解している? ほか)
第2章 20歳の自分に教えたい投資のきほん(投資について基礎の基礎から解説;株でお金が増える仕組み ほか)
第3章 20歳の自分に教えたい税金のきほん(納税は国民の三大義務の一つ;家、タバコ、ビール。一生で払う税金はいくら? ほか)
第4章 20歳の自分に教えたいお金のきほん(「これって何のお金?」を徹底解説;日本の携帯料金は高い!? ほか)
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。1994年4月から11年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。わかりやすく丁寧な解説に子どもだけでなく大人まで幅広い人気を得る。2005年3月、NHKの退職を機にフリーランスのジャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活動。2016年4月から、名城大学教授、東京工業大学特命教授など、9大学で教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。