内容説明
上司、同僚、夫婦・恋人、家族、親戚、友達…もう誰にもコントロールされない。
目次
プロローグ たった１つのことを理解するだけで「攻撃」は驚くほどなくなる
序章 その「攻撃」には理由がある！―あの人の心理を理解する６つの極意（「弱い」もしくは「有害」と思われているから攻撃される；「いつもあなたを攻撃する人」には２段階ある ほか）
第１章 もうガマンしない！「攻撃」がなくなる３つの心得（「悪人」として相手に接する；相手に無関心になる ほか）
第２章 理不尽な「攻撃」にはこう対処する！戦わないで勝つための逆転ルール（言葉を減らす；接点を減らす ほか）
第３章 それでも「攻撃」が止まらないときの最終手段（冷たい威圧感を出す；こっそり行動する）
著者等紹介
Ｊｏｅ［ＪＯＥ］
モラハラ対策カウンセラー。１９７６年生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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のっち♬
92
共存を余儀なくされている人からの攻撃の対処法。著者はその原因を「攻撃しやすい」「弱く、有害な存在」に見えているためだとし、「憎悪、承認欲求、罪悪感」を排除して「底知れぬ強さを持った」「無害な存在」になるための行動指針を端的にわかりやすくまとめている。言葉数と反応と接点を減らしていく中で陥りがちな誤りや、攻撃欲や支配欲の強い人への対処法にも触れられていて、総じて実践向きな内容。とはいえ本書を読むような人には難しいものもあるのも事実。人間が普段意識するのが「人間性」ではなく「関わり方」にあることがよくわかる。2020/11/09
どぶねずみ
45
優越的立場にある者から見て、有害なものを排除すべく「攻撃」を仕掛けてくる。「攻撃」を受けないためには相手に自分の限界を見せないこと。相手の言動に大して狼狽えたり、最大限に訴えかけたり、それらを見せた時点で「これくらい言っても大丈夫」と思わせてしまう。自分の言動には余裕を見せつけ、相手への反応も振幅小さめで、何を考えているかわからないようにする。軽く無視をするのも有効だが、無視を重ねるとキレられる心配もある。愛は望まず求めず、目指すは穏やかな平和だ。2022/05/07
ベランダ
41
「人はだれでも愛し合いたいと思っている」「いつかわかってくれるはず」などなど、一般常識と思っていたことが実は共依存体質＋暗示によって刷り込まれたものだったとわかってきた昨今ですが、その洗脳を抜いていくときの揺れのパターンと対策が超具体的に書いてありました。私もあの人をいつかギャフンと言わせてやりたいと思っていたけど、戦いモードだと自分の平和を得ることができない。戦いに向いていない人が相手を怖がらせ、ハラスメントを止めさせるには、無関心！その具体的方法がすごく良かったです。繰り返し読んで実践したいです。2019/05/08
ゆきらぱ
39
これね、本当にこれしかないと思うしつこい攻撃のかわし方が書いてあったから皆で今日からやってみよう！ 書いてある内容はいじめっ子なら小さい時から取得している技術。でも大人になってもノウハウがわからない人はこれを読んでエレガントな悪人を目指そう！2020/01/20
mincharos
35
結構無意識にやってることが多かったｗ こないだも息子ががんばってる習い事（ドッジボール）のことを「時間の無駄」って言われて、私は瞬間湯沸かし器みたいに心の中で爆発したんだけど、がんばって無を貫いて数日間沈黙してた。そしたら積極的に家事してくれたり、あっちもいつもみたいに子供たちにも口うるさいこと言わずに静かで、平和な我が家。「夫婦なんだから相談しろ」と怒られることもよくあったけど、相談したとて文句言われて邪魔されるだけだから、相談しない⇒また怒られるのループ。そうよね、相談なんかしなくていいよね！と安心。2022/09/14
