内容説明
読書で本当に大事なのは、「いかに読むか」ではなく、「いかに読まないか」。本が「合わない」と感じたら、無理して読む必要はないのです。本書は、既存の速読法や多読法とも一線を画し、本に対する自分の「体癖」を知って、ムダな本や箇所を「読まずにすませる」理系的読書技法を紹介。選書眼を養い、読まなくていい部分を知ることで、自分の最適な読書スタイルが確立できます。
目次
第1章 ムダな読書で人生を浪費しないための新しい読書術(本は最後まで読まなくていい;あなたは本に読まれていないか? ほか)
第2章 読まずにすますほど読書の効果が飛躍する(「いかに読むか」から「いかに読まないか」へ;人から借りる知恵は八割でいい ほか)
第3章 「読まなくていい」を見抜く選書眼の養い方(読書が「活きた時間」になっているか;読まなくていい本を選ぶ眼 ほか)
第4章 「読む必要がない」を見抜いて確実に頭に残す方法(本の構造から読む・読まないをつかみ取る;目次とまえがき・あとがきにまず目を通す ほか)
第5章 読後のアウトプットにつなげる習慣(アウトプットで読書はようやく完成する;本を読む時間と手離す時間のバランスを保つ ほか)
著者等紹介
鎌田浩毅[カマタヒロキ]
1955年東京都生まれ。1979年東京大学理学部地学科卒業。通産省地質調査所、米国内務省カスケード火山観測所を経て、1997年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学・地球科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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