廃墟本〈2〉

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廃墟本〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784813020547
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0072

内容説明

沈黙で綴る荒廃の詩集、静寂が語る無常の世界。甘美で危険な廃墟には一つ一つに理由がある…『漫画実話ナックルズ』誌上で好評連載中の『廃墟探訪2』再び!前著を凌ぐ面白さ。

目次

三州園ホテル(愛知県幡豆郡幡豆町)
龍宮城(茨城県鉾田市安塚)
国際モテル北陸(石川県加賀市分校町)
万字小学校(北海道岩見沢市栗沢町)
ユートピア加賀の郷(石川県加賀市作見町)
ホテルラ・レインボー(岡山県倉敷市下津井)
ワンダーミュージアム(静岡県富士宮市佐折)
奥秩父白久温泉・鹿の湯(埼玉県秩父市荒川白久)
八幡平蓬莱荘(岩手県八幡平市松尾)
のうが高原ホテル(広島県廿日市市宮内)
ポプラ病院(静岡県三島市安久)
ウエディング平安閣(茨城県笠間市押切)
カッパピア(群馬県高崎市石原町)
ホテルシャモニー(島根県松江市枕木町)
神岡鉱山(岐阜県飛騨市神岡町)
とうやこようちえん(北海道虻田郡洞爺湖町)

著者等紹介

中田薫[ナカタカオル]
1968年新潟県生まれ。東京造形大学を卒業後、広告制作会社勤務を経て93年より出版界で活動を開始。ライター、編集家、装丁家、エディトリアルデザイナーとして、あらゆるジャンルで旺盛な執筆、デザイン活動を展開している

中筋純[ナカスジジュン]
1966年、和歌山県生まれ。東京外国語大学中国語学科卒業。出版社勤務を経てフリーカメラマンになる。エロ本からファッションまでジャンル、被写体を問わず活動中。東陽一監督作『わたしのグランパ』、山下敦弘監督作『松ヶ根乱射事件』の映画スチールも担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaoko

62
今回は中国、四国地方の廃墟まで掲載されてます。岡山のホテル「ラ・レインボー」なんか見た事あるような…と思ったら行ってました。独身時代。めちゃめちゃ懐かしい。広島の「のうが高原」は知りませんでした。思わず現状を知りたくて動画サイトで探してみました。地元の人(夫)に聞いたらめちゃめちゃ有名だそう。今でも登って見に行く人がいるようです。松江の「ホテルシャモニー」と諫早市の「旧長崎刑務所」が見たいなぁ。2018/04/12

さといも

13
再読。やっぱり小さい写真の一言が見辛い。楽しい場所、幸せを誓う場所が廃墟になるって寂しいね。 2019/08/10

ニョンブーチョッパー

5
★★★☆☆ 1巻に比べてブラックな理由で廃墟になった施設街多いような印象。規模的には岩手県八幡平市の生活学園がすごい。廃墟の写真ってついつい見てしまう。2020/12/30

Ted

4
'07年4月刊。奥秩父白久温泉・鹿の湯の温泉宿、旧長崎刑務所、旅館玉泉楼新玉(箱根)、沼東小学校の円形校舎(北海道美唄市)がよい。中でも長崎刑務所は博物館明治村に移築してほしいくらいの文化財だと思ったが、同じ設計者による金沢刑務所の一部が既に建っているので無理だったのだろう。何気なく手に取ってページをめくっているうちに思わず時を忘れる。妖気すら漂う廃墟の数々が天こ盛りだが、ただ単に気味が悪いだけの廃墟と、「このままずっと残してほしい」と思うような「強烈な廃墟美」が感じられるものとに分けられることに気付く。2012/08/27

2
こんな本あるんだなぁと思った。しかし日本の建築に置く本なのか(汗)2012/06/11

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