内容説明
「ぼのぼの」は発表当初より、4コマ漫画でありながら哲学的であると評価され、多くのファンを掴みました。「いぢめる?」「しゅりんくっ」「それはヒミツです」「楽しいことが終わるのは、悲しいことが終わるため」「生き物はこまらない生き方なんか絶対ないんだよ」「さァ~どんどんしまっちゃうからね」などの名言が誕生しました。下巻は哲学者の内山節さんが解説をしました。生きることが楽になる珠玉の言葉が本書にはたくさん収録されています。あなたの心にも、ちゃんと届きますように。
目次
第1章 ボクが気がつくのはもう少し先だ
第2章 なつかしくなる言葉があるんだ
第3章 水はいつもボクにさわっている
第4章 そういう気がするんだね
第5章 ボクはちょっと行くところがある
解説 ぼのぼのの森の哲学について(哲学者・内山節)
著者等紹介
いがらしみきお[イガラシミキオ]
1955年1月13日、宮城県生まれ。5歳の時、神の啓示により漫画家になろうと決意、24歳でデビュー。『ネ暗トピア』などで圧倒的支持を得る。84年より2年間の休筆後、復帰作『ぼのぼの』は大ヒットとなり88年に講談社漫画賞受賞。以後、映画化、TVアニメ化される。98年『忍ペンまん丸』で小学館漫画賞受賞。「月刊IKKI」に『I(アイ)』を連載中。平成21年度宮城県芸術選奨を受賞。「イブニング」にて『羊の木』を原作山上たつひこ+作画いがらしみきおで連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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