内容説明
あえてホームレスとなった風変わりな母とともに9歳で家を失い、12歳までに20回もの移動を余儀なくされたローラリー。母を疎ましく、恥ずかしく思いながらも愛し続けた少女は、異父兄弟の死、不登校、逮捕とさまざまな苦しみを経て、名門ハーバード大学に進学することになる。「ニューヨーク・タイムズ」をはじめ全米の新聞、テレビで紹介され、大反響を呼んだホームレス少女による自伝。
目次
わたしが生まれたわけ
シングルマザー
読書のよろこび
ふたりきり
異父兄姉たち
因果応報
ホームレス生活のはじまり
母が恥ずかしい
理想の学校
名前は変えられる〔ほか〕
著者等紹介
サマー,ローラリー[サマー,ローラリー][Summer,Lauralee]
1976年11月5日カリフォルニア生まれ。父親の違う兄弟が4人(現在は3人)、母親の違う兄弟が1人、血のつながりのない兄弟が2人いるという複雑な生い立ち。シングルマザーの母親とふたりでアメリカ中を放浪しながらホームレスとなるが、高校で恩師マック先生と出会い、ハーバード大学に進学した。卒業後はカリフォルニア大学バークレー校教育学部の修士課程に進み、将来小学校で教えながら、貧困家庭の子どもたちの問題に取り組みたいと考えている
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