竹書房文庫<br> 知らないほうがよかったあぶない童話集

竹書房文庫
知らないほうがよかったあぶない童話集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812404911
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

内容説明

童話の真の姿は“キケンな”大人の物語だ。子供の頃、夢中になったあのメルヘンが封印を解かれ、残酷でエロティシズムに満ちた物語として甦る。死と性に彩られた愛憎劇の数々が、いまあなたの前に…。グリム童話より『夏の庭と冬の庭』他2話、アンデルセン童話より『おやゆび姫』『豆の上に寝たお姫さま』、さらにイギリス、ドイツ、日本の各民話・童話を含み、全10話収録。

目次

第1話 グリム童話より『夏の庭と冬の庭』(もうひとつの「美女と野獣」物語)―理想の夫とは?清純な少女を変えた獣との一夜
第2話 アンデルセン童話より『おやゆび姫』―玉の輿をねらう計算高い娘の世渡り物語
第3話 グリム童話より『恋人ローラント』―執念…恋人に裏切られた女の凄絶な復讐劇
第4話 イギリス民話より『ジャックと豆の木』―盗みは庶民の生きる道―金も女を手に入れた狡猾男
第5話 グリム童話より『千枚皮』―近親相姦の事実を隠すためにうった父と娘の大芝居
第6話 ペロー童話より『長靴をはいたネコ』―醜男が無能な美青年を操る、驚異の騙しテクニック
第7話 アンデルセン童話より『豆の上に寝たお姫さま』―妃選びの儀式に隠された淫靡な企みと女の野望
第8話 日本民話より『鶴の恩返し』―酒に溺れ、金の亡者となった男が見た無間地獄
第9話 ドイツ民話より『ハーメルンの笛吹き男』―中世に横行する人身売買、その恐怖のトリック
第10話 インド民話より『蜘蛛の糸』―助かる我欲と助からない我欲の残酷な審判

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青葉麒麟

13
この手の内容は読み慣れているので、特に目新しさは感じず。ただこの時代の庶民は欲求不満が凄かったのかな?殆どの話にSEXが出て来ます、しかもかなり激しめなのがね。まぁ、面白かったから良いんだけどね。2017/07/29

青ポス

2
本当にこれが童話なのか、というくらい生々しい。ヨーロッパなどのあまり知られていない文化の裏側を知ることができてよかった。2012/11/22

MI-KI

2
2011-13 なんとなく知っていたけれどこうして物語として読まされるとたしかに・・あぶない2011/01/31

Kavi

1
タイトルが大袈裟で、いうほどのショッキングな話でもない。

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