小惑星探査機「はやぶさ」宇宙の旅

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784811387321
  • NDC分類 K538
  • Cコード C8095

内容説明

日本の宇宙開発に大きな“財産”をのこし、私たちに感動や勇気を与えてくれた小惑星探査機「はやぶさ」。旅立ちから地球帰還まで、なんと7年!本書は、その長い長い冒険の物語です。10歳から。

目次

1 いくつもの「世界初」を背負って
2 航海のはじまり
3 第一のゴールとハプニング
4 小惑星『イトカワ』でのミッション
5 絶対絶命
6 執念の復活
7 地球への帰還

著者等紹介

渡辺勝巳[ワタナベカツミ]
宇宙開発事業団(現JAXA)入社以来、広報・普及業務に従事。JAXA宇宙教育センター宇宙教育推進室長を務め定年退職。現在(財)日本宇宙フォーラムで「宇宙と宇宙開発」の意義を、子どもたちに伝えつづけている

佐藤真澄[サトウマスミ]
雑誌、一般書、児童書で活躍中のライター。ノンフィクション作品の執筆多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

55
いままで「はやぶさ」に関する 本を読んだが、どうも専門用語や技術的なことが多いのでイマイチ理解できずにいた。さすが自動向けに書かれているせいか読みやすい。三億キロという位置にある「イトカワ」に着陸してそこの物質を取って持ち帰るなんて誰が考えついたのだろう、それを実現したメンバーたちはすごいと思った。またそれをバックでサポートしているのは「下町ロケット」にでてくるような中小企業かもしれない。図書館本、一気読み。2015/12/02

メタボン

34
☆☆☆☆ 何億kmも離れた人工衛星を遠隔操作でコントロールしたり、衛星そのものに判断機能が備わっているなど、信じられないほどすごい技術だ。数々の困難を乗り越えて、地球に帰還し流れ星となったはやぶさの姿に胸が熱くなった。2016/01/13

とも

18
「宇宙兄弟」「下町ロケット」と、徐々に宇宙への興味が増してきた所にこの一冊。どうやら、私は宇宙関係の本は当たりを引きやすいようです。児童向けに分かりやすく、しかも技術者の熱意がしっかり伝わるような描き方が素晴らしい!ますます宇宙熱が高まりそう♩はやぶさ2についても調べてみよう〜2015/12/22

かいゆう

18
児童書なので、難しい言葉も分かりやすく説明がなされています。トラブルが起こる度、何とかできないかと諦めずに方法を探るチームの人たち。はやぶさへの愛情が伝わってきました。JAXA相模原キャンパスのロビーにあるはやぶさの模型を思い出しながら、はやぶさの軌道が描かれたパンフレットを見ながら、はやぶさの動きを頭で想像しました。(『イトカワ』の形のイトカワドーナツも美味しかったなぁ)2014年に「はやぶさ2」が飛び立つらしく、募金してきました!どうか無事に打ち上げに辿り着きますように。2013/09/18

16
★★★★☆ 小惑星探査機「はやぶさ」の書籍。児童書だけど、「はやぶさ」の偉業は充分に伝わってきた。グッと胸にこみ上げた。「はやぶさ」入門書にもってこいの1冊。2014/11/14

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