内容説明
日本人にとってツタンカーメン王は歴史上のアイドルです。ザヒ・ハワス博士は黄金王ツタンカーメンの謎の解明に科学的に挑戦しました。その記録です。
目次
第1章 ツタンカーメン王のミイラ調査
第2章 ツタンカーメン王の呪い
第3章 ツタンカーメン王のCTスキャン調査結果
第4章 ツタンカーメン王の復顔研究
第5章 ツタンカーメン王の一生
第6章 ツタンカーメン王墓
著者等紹介
ハワス,ザヒ[ハワス,ザヒ][Hawass,Zahi]
1947年5月28日アラブ・エジプト共和国、ダミエッタ生まれ。1967~79年にアレキサンドリア大学、カイロ大学においてギリシャ・ローマ考古学とエジプト学の分野を専攻し学士号を取得。1969~80年にエジプト考古査察局の査察官を勤めた後に、ペンシルベニア大学大学院においてエジプト学、シリア・パレスチナ考古学の分野を専攻し、1983年に修士号を取得、1987年に同大学院にて博士号を取得。1987年エジプトに帰国後、1988~2001年にエジプトのカイロ大学、アレキサンドリア大学、ヘルワン大学、カイロ・アメリカン大学、アメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校などで教鞭をとる傍ら、ギザ、サッカラ、バハレイヤ・オアシスの遺跡総局長などの要職を歴任。2002年よりエジプト文化省考古最高会議長官に就任。黄金のミイラの谷やギザのピラミッド建設者の墓の発見など、数多くの重要な成果を上げている。2006年には米国タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」の1人に選ばれる
吉村作治[ヨシムラサクジ]
サイバー大学学長、早稲田大学客員教授、工学博士。1943年東京都生まれ。1966年、アジア初の早稲田大学古代エジプト調査隊を組織し現地に赴いて以来、40年以上にわたり発掘調査を継続、数々の発見により国際的評価を得る。近年世界に先駆け、人工衛星の画像解析などハイテクを導入した調査によって見つけ出したダハシュール北遺跡からは、たくさんの貴重な遺物の他、2005年1月、未盗掘・完全ミイラ「セヌウ」を発見するという快挙を成し遂げた。2007年1月には、同遺跡から夫婦と見られる2つを含め計4つの未開封木棺を発見。また2007年4月、株式会社立で日本初・完全インターネット講義による「サイバー大学」を設立、初代学長に就任
西坂朗子[ニシサカアキコ]
1973年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部史学科考古学専修卒。2006年3月、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、サイバー大学世界遺産学部助教、早稲田大学エジプト学研究所客員研究員。専門はエジプト考古学。アジア・エジプト共和国アブ・シール南丘陵遺跡の発掘や、王家の谷・アメンヘテプ3世王墓の壁画の修復に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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