ワールド・ミステリー・ツアー13〈3〉パリ篇

ワールド・ミステリー・ツアー13〈3〉パリ篇

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  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784810425215
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0395

内容説明

華の都パリは、闇の都となる。脱獄したルパンを追い、ヴェルサイユの秘密に迫り、地下迷宮に迷う。好事家たちが誘う知的でミステリアスな13の旅。

目次

1 ヴェルサイユ宮殿の秘密に迫る(桐生操)
2 失われたパリの胃袋を求めて(鹿島茂)
3 地下迷宮「闇の都」に迷う(港千尋)
4 オペラ座のグロッタに抱かれて(原研二)
5 恐怖のカタコンブに震える(友成純一)
6 パリの処刑広場を訪れる(石井洋二郎)
7 悲しくも美しい墓地に憂う(水原冬美)
8 戦慄の奇っ怪博物館を見学する(小池寿子)
9 脱獄したリュパンを追跡する(篠田勝英)
10 パリの怪奇城にようこそ(井上宗和)
11 フィルム・ノワールの世界に浸る(鈴木布美子)
12 ちょっと奇妙な博物館巡りをする(宇田川悟)
13 古典から現代まで、フランス・ミステリ13作を読む(編集部)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
著者は一流の人たちだ。2023/02/17

印度 洋一郎

2
花の都、文化と芸術の世界的観光地も、屍の香りに満ち満ちた死の都でもある、という街歩きガイドブック。何がビックリといえば、パリの地下には古代から中世にかけ、何世紀にも渡って、野放図に石を切り出していたために巨大な空洞が広がっていること。何分無計画に出現した空洞のため、市内の至る所に入口があり、地下の世界に魅せられた人達が入り込んで、取り締まる警察との間に長年に渡る戦いがあるという。地下世界への憧憬は「カタフィル」という、フランスの一つの文化を成しており、「サブウェイ」や「ディーバ」のような映画にも登場する。2019/09/07

ケイ

2
こうやって紹介されていると行きたくなるなぁ。 しかし、カタコンブやら変わった博物館やら初めてのパリで行くには濃すぎる場所がほとんどなので、2回以上いかないとなぁ。2012/08/22

ぼの

1
★★★。パリを訪れたことはないけど、イメージとして抱いているパリは華麗でスマート。というものだったけど、読了後、パリの地下世界に魅了されてしまった。2009/07/30

kazu

0
パリというと華やかな街というイメージが強いですが意外とえげつないものなんですね。墓地と市場が一緒にあったり地下に納骨堂があったりと知らない事実もいっぱいあって勉強になりました。2016/01/30

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