内容説明
本書は毎日放送ラジオが、被災者に最も近い情報発信地として何をどのように伝えたのか、1週間の放送番組を活字化することによって明らかにしていく。また、ミニメディアに徹した報道者たちの実声をまとめることにより、あまりに甚大な被害がマスメディアにパラダイムの転換を迫り、毎日放送をして非被災者への情報は不要だと言わせしめた現実を明らかにする。被害の過酷さをあらためて確認するとともに、非常時の放送メディアのありかたをも検証するものである。
本書は毎日放送ラジオが、被災者に最も近い情報発信地として何をどのように伝えたのか、1週間の放送番組を活字化することによって明らかにしていく。また、ミニメディアに徹した報道者たちの実声をまとめることにより、あまりに甚大な被害がマスメディアにパラダイムの転換を迫り、毎日放送をして非被災者への情報は不要だと言わせしめた現実を明らかにする。被害の過酷さをあらためて確認するとともに、非常時の放送メディアのありかたをも検証するものである。