阪神大震災の被災者にラジオ放送は何ができたか―「被災していない人への情報はいらない!」と言い続けた報道者たち

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阪神大震災の被災者にラジオ放送は何ができたか―「被災していない人への情報はいらない!」と言い続けた報道者たち

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  • サイズ B5判/ページ数 244p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784810422252
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0036

内容説明

本書は毎日放送ラジオが、被災者に最も近い情報発信地として何をどのように伝えたのか、1週間の放送番組を活字化することによって明らかにしていく。また、ミニメディアに徹した報道者たちの実声をまとめることにより、あまりに甚大な被害がマスメディアにパラダイムの転換を迫り、毎日放送をして非被災者への情報は不要だと言わせしめた現実を明らかにする。被害の過酷さをあらためて確認するとともに、非常時の放送メディアのありかたをも検証するものである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しろへび

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時間の経過と共に明らかになる被害の全容。現地からの記者のレポートもリアルで読みながら迫ってくるものがある。在京メディアではなく、関西に本社がある同社だから伝えられたものもあるかな。マスコミが第三者的な立場から報道するのか、当事者的な立場から伝えるのか。災害時のマスコミの在り方にも考えさせられた。2012/01/15

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