NIMBYシンドローム考―迷惑施設の政治と経済

NIMBYシンドローム考―迷惑施設の政治と経済

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784808306649
  • NDC分類 518.52
  • Cコード C0036

内容説明

『うちの近くにはお断り』誰もがそう思うごみ処理、原発、基地…その対立解消の道はあるのか。

目次

序章 現代の迷惑
第1章 大量ごみ社会の憂鬱
第2章 原子力との共生―その論理と倫理
第3章 「空気のような安保」と基地立地
終章 NIMBYとわれわれの未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nさん

2
1999年刊行。NIMBYを表題とした最初の和書。ゴミ処理場・原発・基地など「迷惑施設」立地に反対することは、地域のエゴなどと批判されることがある。私たちは、安全な場所から批判をしていないだろうか?結局「迷惑施設」は“弱い”土地に立地される。人口減・風土的資源に乏しい地域が、自地域発展への希望と引換えに環境へのリスクを“進んで”引き受けている。お金と迷惑との交換は、一見合理的に見える。だが、大金を手にする人とリスクを被る人は同一だろうか?施設依存は地域の自立性を失わせる。効率性、強者の後付けの論理だよね。2019/07/05

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