科学のとびら<br> 鳥はなぜ集まる?―群れの行動生態学

科学のとびら
鳥はなぜ集まる?―群れの行動生態学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 201,/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784807912506
  • NDC分類 488.1
  • Cコード C0345

内容説明

烏合の衆という言葉があるように、鳥といえば群れたがるものである。しかし、なぜかれらは群れをつくるのか?そのことに近代科学のメスが入れられたのは、ごく最近のことである。鳥が群れることの意味と、われわれが目にするなにげない鳥たちの行動を、最新の社会生物学の知見から解き明かす。

目次

第1章 いろいろな群れ
第2章 ねぐらはエサの情報センター
第3章 鳥は寝る前に集まる―就塒前集合の意味
第4章 みんなで食べるとどうなるか
第5章 弱い鳥でもみんなで防衛
第6章 目の数を増やすか、うすめるか
第7章 一人と群れとどっちがいい?―最適群れサイズ
第8章 群れは利己性の産物
第9章 警戒声は誰のため?
第10章 小鳥は昼間に仇討ち―モビングの行動学
第11章 群れの中にも不平等―順位制
第12章 鳥たちの寄合所帯―混群
第13章 みんなで通れば恐くない―混群の意味
第14章 寄らば混群のかげ
第15章 群れの中でもだましあい

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
ふむ2024/01/27

COPEN

1
鳥が集まる理由がある、種類や個体の大きさ、生息地などさまざまであることがわかりやすく紹介されていた。なるほど、そうなんだという連続だった。特に興味深かったのは、渡り鳥で先頭の鳥がリーダーでないことかな?2024/02/20

Ryoichi Ito

1
ほとんどの鳥は群れを作る。しかし,「ある鳥たちが,ある時期になぜ群れるのか,まだよくわかっていないことがたくさんある」。この時期,朝の散歩時に,カラス,スズメ,カワラヒワ,ムクドリ,オナガ,カワウなどの群れによく遭遇する。なぜ群れるのか想像がつかないのでこの本を読んだが,疑問は増すばかり。特に,エナガ・オナガ・バンが協同繁殖するとは驚いた。子育て中のペアに若鳥がヘルパーとして参加するという。その他鳥たちの不思議な生態満載。2017/01/18

からおの

0
テーマが明快だし、具体例が載っていて、分かりやすい。2017/08/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/501179
  • ご注意事項