サメのおちんちんはふたつ―ふしぎなサメの世界

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806712701
  • NDC分類 487.54
  • Cコード C0045

内容説明

本書は、一般読者にとっておもしろいサメの話題をピックアップして書いた。このなかには、論文にするちょっと手前にある話題もできるだけ多く含めた。また、姿や形とそれを支えている構造から、その働きを推理して、サメの生活を考えてみてもいる。

目次

第1章 サメってどんな生き物?(まちがえやすいサメ知識;サメ学 ほか)
第2章 サメの生態(サメのおちんちんはなぜ二つあるのか?;ジョーズとはあごのことだ―サメは上手に進化した ほか)
第3章 サメの攻撃(シャークアタック;世界のシャークアタック ほか)
第4章 とっておきのサメの話(メガマウスザメ;オナガザメ ほか)

著者等紹介

仲谷一宏[ナカヤカズヒロ]
1945年生まれ。北海道大学大学院水産科学研究科教授、水産学博士。北海道大学大学院時代から、軟骨魚類、とくにサメ類の系統分類学、機能形態学などを研究中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MOKIZAN

24
御婦人方の間では配偶者のおちんちんについての著書が話題になっているよう。タレント鈴木奈々氏は同書で読書欲を高めたと語っておられた。そんな時節、図書館で目にして借りた。書名に偽ることなく、生態の1項目めにしっかりおちんちんについて記されています。それによると鮫さんのは必ずふたつあるとともに、支える骨があるとのことでした。テーマを変えて、此度惜しくも亡くなられたメガマウスの項では、今回の”生け捕り捕獲”が、東京海洋大学客員准教授S氏をして「すギョイ!」と狂喜されるのも無理ない快挙であったことを理解しました。2017/05/24

Yuuki.

20
サメ入門!といった感じ。サメについては、水族館やテレビから得た誰でも知っているような事しか知らなかったので、サメに関する基本的な知識がとても分かりやすく書かれていて面白かった。タイトルにあるサメのおちんちん、2つあるのは知っていたけれど、発生の過程になるほど!それ以外にも、そもそもサメとはどんな生き物のことを言うのか、本当の鮫肌とはどんなものなのか、サメの分類とは等、興味深い話のオンパレード。少し古い本なので、この本の中ではまだ謎とされていることも、既に解明されているかも。最近のサメの本も読みたくなった。2017/09/26

Tomomi Yazaki

14
今までもサメ関連の本は結構読んでましたが、題名に魅かれ購入しちゃいました。当然おちんちんの話から始まりますが、それだけに留まらず内容が多岐にわたり、思いのほか楽しめました。中でも、サメ肌の構造が競泳の水着に応用されオリンピックでの記録に貢献している話や、シュモクザメの分類がシャベル・トンカチ・ツルハシなんて分けられる等々、興味が尽きません。サメの生態、形態、分類、そして人とのかかわりも分り易く解説されていて、探求心がくすぐられます。これは普段あまり触れることのないサメの世界へいざなう、オススメの本です。2020/03/31

放蕩長男

7
沖縄の美ら海水族館に行ったとき、お土産売り場で見つけた本です。インパクトのあるタイトルとは裏腹に、サメの研究者が至極真面目に、優しくサメについて教えてくれます。サメは哺乳類ではなくて魚類です。取材に来た新聞記者がそれを知らずに質問して、これって一般常識ではなかったのか!?と著者が自問する一幕がありました。確かにサメにはエラがありますし、変温動物だから体が冷たいですが、普通の人はあまり気にしてないですよね。2016/07/23

おさかなさん

5
サメにちんちん二つあることは知ってたけど、タイトルのクセが強すぎる🤣🤣 一つしか使わないのは驚いた、他にも「へえー!?」てなるようなことがわかりやすく、たくさん書いてある。ずいぶん昔の本だし、今ではもっと、ヘラザメとかでも色んなことが知られてるのかもしれないけど、興味深かった。表紙や裏表紙のコメントがおもしろい、あれはご家族が書いたのかしら? 先生本人かしら?2023/10/07

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