内容説明
オオカミ、イヌ、ヤギ、ヒツジ、ウシ、ウマ、ブタ、ニワトリ、ヘビ、ネズミ、ネコ…身近な動物たちの歴史を知ると、意外な事実がたくさんあった!身近な動物たちがより親しく感じられる。豊富なペン画とともに書き下ろした動物の歴史まるわかり本。
目次
第1匹 オオカミ―狼が来た!
第2匹 イヌ―犬は友達
第3頭 ヤギ、ヒツジ―山羊と羊は遊牧の世界から
第4頭 ウシ―牛は農耕とともに歩んで来た
第5頭 ウマ―馬が駆け抜けた遠い道
第6頭 ブタ―豚は肉と脂の塊
第7羽 ニワトリ―鶏は太陽を呼ぶ
第8匹 ヘビ―蛇の神秘性
第9匹 ネズミ―ネズミの害と愛嬌
第10匹 ネコ―猫が来た苦難の道のり
著者等紹介
江口保暢[エグチヤスノブ]
麻布大学名誉教授・農学博士、日本獣医学会・日本解剖学会名誉会員。1929年佐賀市に生まれる。1953年東京大学農学部卒。大阪府立大学講師、米ミネソタ大学医学部NIH国際奨学研究員、東京慈恵会医科大学助教授、麻布大学教授、同・大学院獣医学研究科委員長、同・獣医学部長を経て、1998年から、麻布大学名誉教授・農学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
39
人間と関わりの深い動物の生物学的・文化史的背景を紹介。取り上げられた動物は家畜系のイヌ・ヤギ、ヒツジ・ウシ・ウマ・ブタ・ニワトリ・ネコ、野生系のオオカミ・ヘビ・ネズミの10種。たまたま調べていたため、オオカミの記述はオーソドックスと感じたが、一方で最終章のネコは心なしか他の動物よりも詳細に書いている印象。原産地の情報や人間との関わりの中でどのような役割・イメージを持つに至ったかという交流史に各動物のこぼれ話がついて入門書としては読みやすい。各動物のイラストや、引用される絵の模写まで著者が描かれたとのこと。2021/04/25
げんさん
0
ペン絵が多数挿入されており、身近な動物の歴史が学習できた