歴史が面白くなる東大のディープな日本史〈2〉

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  • サイズ B40判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784806145790
  • NDC分類 376.8
  • Cコード C2021

出版社内容情報

ベストセラー第2弾!東大日本史入試問題を題材として、日本史の出来事や制度のあまり知られていない「側面」を考えてみよう、というコンセプトはそのまま、第1弾には掲載できなかった興味深いテーマを盛り込みました。歴史ファンにはたまらない、読み応えのある一冊。

内容説明

まだまだあった!東大の傑作入試問題!10万人が日本史の奥深さを味わったベストセラーの第2弾。

目次

第1章 古代(「日本」はいつから始まったのか?(09年度第1問)―“外交音痴”ではなかった古代の朝廷
朝廷はなぜ巨大道路を建設したのか?(00年度第1問)―高速道路4車線分の古代道路 ほか)
第2章 中世(御成敗式目を制定した意図は?(05年度第2問)―基本レベルの史料をかみしめながら読む
幕府はなぜ次男の言い分を認める判決を下したのか?(85年度第2問)―鎌倉時代の裁判はどのようなものだったのか? ほか)
第3章 近世(豊臣秀吉がキリシタンに感じた脅威とは?(00年度第2問)―キリシタンは“異物”だったのか?
支配者は農民をどのような目で見ていたか?(87年度第3問)―変わる農民観 ほか)
第4章 近代(伊藤博文が憲法制定を急いだのはなぜか?(89年度第4問)―中身は本格派
日露戦争で国際関係はどのように変化したか?(02年度第3問)―明治日本のターニング・ポイント ほか)

著者等紹介

相澤理[アイザワオサム]
1973年生まれ。東京大学文学部卒業。現在、東進ハイスクール講師。市進予備校prep15水道橋校・Z会東大マスターコースで“東大日本史”講座を担当し、数多くの東大合格者を輩出する。現在は東進ハイスクール・東進衛星予備校でセンター倫理対策の映像授業を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロッキーのパパ

26
前著では、日本史を読む・勉強する楽しみを再認識させてくれた。続編も期待を裏切らず、新しい観点を提示してくれた。これがすべて教科書レベルの知識から導き出せるということに驚かされる。でも、歴史読みなら、新書などからでも自分でこうした点を発見できるようになりたいものだ。2013/09/23

sas

16
ベストセラーの前作の続編。日本史をただ暗記するのではなく、その背景や理由を深く問うている東大の問題について解説してくれる。例えば、貨幣については年代と名前しか覚えなかったが、それぞれの発行された時代背景を深く読み解く必要があること、日本国憲法が民主的かどうかはその「運用」が最も大事だいうことなど、その奥深い世界を教えてくれた。歴史を学ばずに人類は成長していくことはできないのだ。良書。2013/09/01

LUNE MER

15
自分は本書を「教科書の読み方の教科書」として何度も読んでいる。歴史を勉強し直している身として、いかに教科書の記述を読み落としてしまうものかを痛感させてくれる本シリーズは非常に価値ある買い物。また、著者は決して「気づきを与えるきっかけとなり得る良問は東大の問題のみ」とは思ってなくて、他大学の入試問題や共通テストでも丁寧に向き合えばきちんと気づかせてくれる視点があることに気づいて欲しいのではないかな?と読む度に感じている。2021/09/02

mm

13
取り上げられている問題とか、その解説よりも、予備校講師である著者の勉強しようぜ!というメッセージの方が印象残った読後感。なんのために読んだのやら…まず、覚えようね。十代の記憶力は戻らない。。それから、まぁ、なんやかんやと色々ひねくり回して考えてね。2020/11/07

aloha0307

13
わかりやすい表題に喚起され図書館予約。Vol.2が先に来たけど(それでも3ケ月待ち)、全く問題なし。 ん~良書だ。 特に庶民の日常や、経済について背景や理由づけがしっかり論理的に説明されてます(特に貨幣に関する詳述はスゴい)。 vol.1と併せ購入することにした。こんな良書で学べるいまの学生さんは羨ましい限りです。2013/09/21

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