出版社内容情報
現在、60歳以上の人達が保有する金融資産は、日本全体の金融資産の60%にも達します。そんな親の財産を目当てにする人達が増えた結果、遺産相続で争いになるケースが増えています。相続での失敗例をストーリー形式で解説し、いざ相続に直面した時にどうすれば良いのかを考えるきっかけを与えてくれる一冊。
内容説明
親の財産、自分の財産、どうすればいい?相続の基本から節税対策までわかる1冊。相続のツボがわかる6の物語。
目次
PROLOGUE 川野明美、ミカタ税理士と出会う
1 財産は、どこへ消えた?
2 7年間、相続が決着しないのは誰のせい?
3 その遺言書は開けないで
4 節税と脱税のあいだ
5 金持ち相続、貧乏相続
6 相続税はゼロ。この相続は成功か?失敗か?
EPILOGUE それでも、相続しますか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
379
1
☆☆2017/03/12
のぼる
0
相続税を払うのは4%といいますが、残り96%にも、「相続税問題」ではなく、「相続問題」は存在する可能性があるということを、事例で学ぶことができる。2013/03/04
Takateru Imazu
0
相続のミカタ 2012/10/30 著:青木 寿幸 相続の現実は、「税金を1円でも安くすること」が目的ではない。一番の目的は「遺産分割のとき、家族でもめないために、今から何をすべきなのか、教えてほしい。」これが本当に知りたかったことである。 本書は、税理士である著者の体験を踏まえた以下の6つのストーリーにより相続あれこれを紹介している。 ①財産は、どこへ消えた ②7年間、相続が決着しないのは誰のせい ③その遺言書は開けないで ④節税と脱税のあいだ ⑤金持ち相続、貧乏相続 ⑥相続税はゼロ。この相続は成功2018/06/09