東大のディープな日本史―歴史が面白くなる

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  • サイズ B40判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784806143796
  • NDC分類 376.8
  • Cコード C2021

内容説明

江戸幕府は鎖国していなかった!?東大の入試問題であなたの知らない日本史の姿が見えてくる。

目次

第1章 古代(古代の朝廷はなぜ白村江の戦いに臨んだのか?―92年度第1問;古代の朝廷の外交の「たて前」と「実際」とは?―03年度第1問 ほか)
第2章 中世(平氏はなぜ政権を奪取できたのか?―06年度第2問;北条氏はなぜ将軍になれなかったのか?―97年度第2問 ほか)
第3章 近世(豊臣秀吉が天下統一に向けてとった手法とは?―09年度第2問;江戸時代の幕府と朝廷の関係とは?―96年度第3問 ほか)
第4章 近代(明治新政府が内外に打ち出した方針とは?―97年度第4問;大久保利通が描いた日本の将来像とは?―94年度第4問 ほか)

著者等紹介

相澤理[アイザワオサム]
1973年生まれ。東京大学文学部卒業。現在、東進ハイスクール講師。市進予備校prep15水道橋校・Z会東大マスターコースで“東大日本史”講座を担当し、数多くの東大合格者を輩出する。現在は東進ハイスクール・東進衛星予備校でセンター倫理対策の映像授業を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

95
東大の日本史問題を例に日本史の深層をわかりやすく書いてくれている良書。受験生がどこまで記述できるのかは知らないが山川の教科書ではよくわからない内容をうまく書いてくれて いると思う。2012/08/15

mitei

84
東大の過去問を見て日本史を見ている一冊。中々教科書では見られない歴史の面白さが分かると思う。2012/10/14

つーこ

42
マジでディープっす!ディープ過ぎて私には、質問の意味さえ分からないことも。ま、東大の入試ですからね。これが答えられるなんて、おこがましい事は考えてなかったけど。ただ年号や出来事を丸覚えするのではなく、その出来事の背景や問題を理解できていないと解けない問題ばかり。世の中の全ての事柄について、疑問の目を持つということなのだろう。こんな入試、面白いね。2012/09/09

じゅん兄

39
予備校時代、講師から日本史だけならどこでも合格すると云われていたことが嘘だと分かった。この本は、絶対に受からなかったと思い知らされた東大の過去の入試問題。問題自体は確かに”疑問”と思えるもの。「古代朝廷はなぜ白村江の戦いに臨んだか」「一揆の団結力の源は?」「鎖国下の幕府の外交能力とは?」など改めて考えるとなかなか答えられない。日本史を知るためには現代の常識に縛られた眼で眺めるのでなく、さまざまな視点からその時代の空気をどれだけ感じ取れるか、どれだけその時代の人間になりきれるか、なのだろうか。2012/11/26

ロッキーのパパ

38
昔から東大入試の歴史は細かい知識は不要だけど、深い理解が必要だと言われていた。確かにそのような設問が多い。小説と新書ぐらいでしか歴史に親しんでいないため、本書に掲載されてる問題を自力で解くのはさすがに不可能だった。でも、歴史の新たな側面を見ることができるんで、ただ読むだけでも非常に参考となる。続編が出ているけど、是非世界史編も出版して欲しい。2013/03/21

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