中経の文庫<br> 東京今昔江戸散歩

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中経の文庫
東京今昔江戸散歩

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  • サイズ 文庫判/ページ数 350p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784806142461
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0125

内容説明

自らの命を懸けて囚人たちを救った石出帯刀、悪役として描かれることが多い柳沢吉保の意外な素顔と六義園、町人のために橋をかけた将軍綱吉、鬼平こと長谷川平蔵発案の石川島人足寄場、将軍の御庭・浜離宮恩賜庭園、東京ミッドタウンの裏によみがえった江戸で評判の名園「清水亭」、悲しい記憶の残る元吉原・新吉原…。東京に今も残る江戸の面影を、アクセス情報と写真、当時の切絵図とともに多数紹介。

目次

千代田区・中央区(御曲輪内 大名小路絵図;江戸城本丸・二の丸―皇居東御苑の二の丸庭園 ほか)
港区(芝口南西久保 愛宕下之図;将軍の庭―浜離宮恩賜庭園 ほか)
文京区(東都小石川絵図;水戸家上屋敷の名庭園―小石川後楽園 ほか)
台東区・墨田区・江東区(東都下谷絵図;東の比叡山として建立された寛永寺―東叡山寛永寺 ほか)
新宿区・渋谷区・目黒区・中野区(千駄ヶ谷鮫ヶ橋 四ッ谷絵図;浅草商人が開いた新宿―新宿御苑 ほか)

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。現在、東京大学大学院情報学環・史料編纂所教授、社会情報研究資料センター長。文学博士。1992年『江戸お留守居役の日記』(講談社学術文庫)で第四十回日本エッセイストクラブ賞を受賞。NHK「タイムスクープハンター」などの時代考証も手掛けるほか、テレビやラジオなどにも数多く出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RASCAL

13
歴史好き、ジョギング好きなもので。ブラタモリ感覚で読んでみました。実家が文京区なもので、近所が紹介されていて面白かった。2016/04/04

おとん707

8
現在の23区の区割りをもとに江戸時代の切絵図を配置しそれに現代の道路や鉄道や今に残る旧跡や庭園などを重ねた地図があり、それに対応する旧跡や庭園等を歴史や故事を紐解きながら紹介している。当時と現在の位置関係がわかりやすいように工夫されている。江戸東京の今昔に思いを馳せながら散歩を楽しむガイドブックとして良く纏まっている。文庫本なので携帯して散策するにも便利。この本だけでも多くの見どころが紹介されているが、紹介できなかったところもまだまだありそう。収録できなかったところが続篇として出ればいいなあと思う。2021/12/13

のじ

3
江戸は遠い昔のようだけれど人が暮らした痕跡はあちこちに残っていて、歴史がひとの暮らしの上になりたっているってことを教えてくれる。とても興味深いことです。他の本で読んだのちょっと違う記述などもあって、だんだんと真実も忘れられていくのかなあ、なんてことも思いました。載っていた中では増上寺にいってみたい。あと、こういう痕跡は大事に残して行くようにしないととも思う。壊すのは簡単だけれど、壊したものは戻らないから。2015/09/28

ヘブンリー

3
本の(?)150年ほど前の東京がどんな町だったのか、とても興味深く読みました。2014/09/27

anchic

3
東京の隠れた名所がたくさん載っている本でした。知らず知らずに通り過ぎていたところがたくさんありました。今度帰省した時によっていこうと思いました。2012/11/01

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