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俺が、つくる!

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806117605
  • NDC分類 566.5
  • Cコード C2034

出版社内容情報

ケータイ、痛くない注射針、燃料電池車…。行列のできるスーパー町工場の秘密とは? ニッポンのモノづくりを支える金型プレス職人、「不可能を可能にする男」が語る開発哲学、職人魂のすべて。

内容説明

従業員六名の小さな町工場を頼って、名だたる大企業から注文が舞い込んでくる。岡野さん以外に誰もできない仕事だから、大企業はただただ頭を下げるしかないのだ。「不可能を可能にする男」が語る開発哲学、経営哲学のすべて。

目次

「できない」と言われると、俄然、成功してみせると燃えてくる。
失敗を何度も繰り返す。だから誰もできない仕事ができる。
技術は見て盗むもの。教えてもらうものじゃない。
勉強は大嫌いだった。その代わり、誰よりも遊んだよ。
技術や商売の仕方は遊びのなかから身に付けるもの。図面を引かないから発想は無限に広がっていく。
金型屋がプレスやるんだから、プレス屋も金型をやればいいじゃねえか。
夕方五時から朝の八時まででいいから、工場を貸してくれ。
「安くてみんなが敬遠する仕事」と、「難しくて誰にもできない仕事」しかやらない。
同業者の仕事を盗ったことはない。盗られるばかりだ。〔ほか〕

著者等紹介

岡野雅行[オカノマサユキ]
1933年(昭和8年)2月14日、東京・墨田区に生まれる。1945年(昭和20年)、向島更正国民学校を卒業後、家業の金型工場を手伝う。20歳頃から本格的に金型の技術を父親から教わり、30代になると量産のためのプラントを開発して売るようになる。1972年に父親から家業を継ぎ、岡野工業株式会社を設立、代表社員を名乗る。「誰にもできない仕事をする」をモットーに、これまでに作った金型は家電、パソコン機器、医療機器など多岐にわたる。携帯電話の小型化に貢献したリチウムイオン電池のケースをつくったことで、さらにその名声が知られることとなった。現在は、穴の直径が60ミクロンの「刺しても痛くない注射針」を開発し、実用化へ向けて多忙な日々を送っている
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