実践ソーシャルイノベーション―知を価値に変えたコミュニティ・企業・NPO

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実践ソーシャルイノベーション―知を価値に変えたコミュニティ・企業・NPO

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  • サイズ B6判/ページ数 356p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784805110331
  • NDC分類 601.1
  • Cコード C3034

出版社内容情報

知識社会からのソーシャル・イノベーションとは

第1章 新たな社会への模索
第2章 知識社会からのソーシャル・イノベーションとは
第3章 7つのケーススタディ
 霞ヶ浦の再生事業―アサザプロジェクト/株式会社いろどりと葉っぱビジネスの
 奇跡―徳島県上勝町/過疎と少子・高齢化の地域改革―島根県隠岐郡海士町/
 市民協働のまちづくり―東京都三鷹市/企業理念を実践に移す活動―エーザイ
 株式会社/地域活性化とアートサイト直島―株式会社ベネッセホールディングス
 /くもん学習による痴呆施療―公文教育研究会
第4章 リーダーの要件
第5章 知識コミュニティを創る

内容説明

知識経営の観点から地域社会の活性化を考える。

目次

第1章 新たな社会への模索(知識を価値へ、新たな秩序の体系へ;日本的価値観の変化;日本社会の転換点)
第2章 知識視点からのソーシャルイノベーションとは(社会的変化;ソーシャルイノベーション誕生の背景と現状;ソーシャルイノベーションの先行研究;知を基盤とする社会変革―知をつなぐコミュニティへ)
第3章 7つのケーススタディ(霞ヶ浦の再生事業―アサザプロジェクト;葉っぱビジネスとワーク・イン・レジデンス―徳島県上勝町・神山町 ほか)
第4章 ソーシャルイノベーションの要件(衆知を創発する知識創造プロセス―暗黙知と形式知の相互変換;実践知のリーダーシップ―暗黙知・形式知の相互変換を起こすフロニモス;暗黙知・形式知・実践知のダイナミック・トライアドが社会変革を推進する)
第5章 知識創造コミュニティを創る―まとめにかえて(共通善の実現をめざし実践する「知創コミュニティ」;社会変革を持続させるために)

著者等紹介

野中郁次郎[ノナカイクジロウ]
一橋大学名誉教授・早稲田大学特命教授。1935年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。カルフォルニア大学バークレー校経営大学院博士課程修了(Ph.D.)。防衛大学校教授、北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授などを歴任する

廣瀬文乃[ヒロセアヤノ]
一橋大学大学院国際企業戦略研究科特任講師。1966年生まれ。名古屋大学法学部法律学科卒。一橋大学大学院国際企業戦略研究科博士課程修了、博士(経営学)。日本電気(NEC)に勤務、2003年同社より一橋大学大学院国際企業戦略研究科修士課程(MBA)に派遣され、野中郁次郎名誉教授に師事。同研究科研究アシスタントを経て現職

平田透[ヒラタトオル]
金沢大学大学院人間社会環境研究科教授。1952年生まれ。北海道大学工学部電気工学科卒業。北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科博士課程修了、博士(知識科学)。民間シンクタンク勤務の後、短大教員、新潟国際情報大学助教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

26
知識創造経営からすると、SIは地域や組織に特有の歴史や伝統、文化など人々が暗黙的に持つ知識や知恵を可視化・綜合化し、新手法で活用することで新社会的価値を創造する活動(ⅺ頁)。本書での社会:特定地域で人が集団・組織として善く生きることを目的とし、構築される相互関係の全体(019頁)。SI:地域や組織で構築される人の相互関係を、新価値観で革新する動き(020頁)。共通善(互いの尊厳を認め合う人間同士が共通して持つ倫理的・道徳的な価値観で、形式知的に表現できる知)の追求がイノベーションの本質(059頁)。2016/05/08

Sanchai

4
僕の住んでいる自治体も取り上げられていたりして、それなりに興味も持って読み始めたのだけれど、本で書かれているようなすごいことが起こっている実感がほとんどない。針小棒大に描かれているところも感じる。構成はわかりやすいが、文章は難しい。自分がどうしたら実践知リーダーになれるか、どうしたら実践知リーダーが育つ環境を作れるのかという問題意識で読み始めると、あまり答えが見出せたとは思えない。これも、リーダーになろうとするひとりひとりの意識の問題なんでしょうか。2014/10/21

Taizo

3
組織としての知見共有に興味があり、SECIモデルで有名な野中郁次郎さんの著作を探していたところ本書を見つけたので読んでみる。ソーシャルイノベーションとは、社会問題を持続性のある事業として解決していくことだと定義している。これを実現するためには、野中さんが提唱した形式知・暗黙知に加え、「実践知」が必要になると主張している。その3つの知識を改善プロセスを回して蓄積することをダイナミックトライアドと呼称。最後は哲学とも絡めつつ「生き方」についての議論もしており、含蓄の多い内容だった。2022/08/21

青木孝文 Aoki Takafumi

3
野中郁次郎さんは経営学者として形式知と暗黙知を提唱したことで知られている。本書では社会を「特定の地域で組織や集団の中で人がより良く生きようとする相互依存関係の全体」と定義している。そして社会起業が成功するかの鍵は組織の形ではなく、個人の思いや信念と地域や組織の知の結びつきだという。2015/07/25

Yuichi Masui

2
日本発の経営理論「知識創造理論」を企業だけではなく、コミュニティやNPOなどに応用した研究。それによる新たな方法で社会的な課題を解決するソーシャルイノベーションの発生プロセスとリーダーシップについて詳述しています。背景から入って理論の提示後にケースを7つ読む一般的なケーススタディなので分かりやすいですが、野中先生は頭良すぎて(笑)最初なかなか分かりにくいので、野中先生の代表的な著作を読んでからの方がより深く理解できると思います。この本はまちづくりやNPOなどでリーダーシップが求められる人にお勧めです。2014/09/27

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