内容説明
よく耳にするお経、般若心経・観音経・懺悔文・坐禅和讃などの、教えの内容や現代語訳、読み方のポイントを、ていねいに解説!知識に終わらず、人間として真に生きるための仏教入門書。
目次
序章 お経とは何か
第1章 般若心経を読もう
第2章 いろいろなお経を読もう
第3章 坐禅和讃を読もう
第4章 観音経(長行)を読もう
第5章 観音経(世尊偈)を読もう
著者等紹介
服部祖承[ハットリソショウ]
昭和3年、大阪市自敬寺にて生まれる。昭和24年、大阪第2師範学校卒業。昭和44年、玉川大学教育学科卒業。昭和24~49年大阪市立小学校教諭。昭和50~51年、豊中市立中学校講師。昭和24年、法脈相承。昭和37~平成7年、自敬寺住職。昭和49年5月晋山式。平成7年~17年、自敬寺閑栖。昭和49年6月、臨済宗連合各派布教師認定。黄檗宗布教師認定。昭和55~60年、黄檗宗教学部長。平成5~10年、布教師会会長。昭和47年~平成17年、法務省保護司。平成17年3月19日、遷化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カザリ
42
すごくわかりやすく般若心経を開設してくれた。やっぱり、意味がわからないと、覚えられないしね。四字熟語を分解していく感じで、高校の漢文を思い出した。。宗教分離とはいっても、高校のとき習ってたら、楽しかったのにな、と思う2017/04/16
獅峰れお
0
良くも悪くも日本でも知ってる人の多い般若心経に特化した本。般若心経について非常に詳しく解説がなされており、また著者の別の仏教解説書でも同じように2P(見開き)1項目解説というスタンスで水を飲むようにすっと頭に入る良書、なのだが先述の通り般若心経にかなりのPを割き、また解説されているお経が偏り気味に思えたのが気になった。 だが仏教を知らぬ人でも聞く機会の多い言葉である色即是空の解説は非常に易しくかつ委細に、故に理解しやすくあやふやだった言葉におぼろげながらも形を持たせてくれたという点では評価できる。2013/02/13
ohmi_jin
0
お経を簡単に解説してくれる内容の本。後半の観音経の解説を見る限り、仏教は宗教なんだなあと思った。ちょっと禅宗の考え方とは異なるような気がするのだが・・2020/10/14
Atsushi Hazama
0
坐禅をさせて頂いたお寺で、般若心経、四弘誓願、坐禅和讃を読経しました。それらの内容を知るためにちょうど良い本でした。優しい語り口で、お経別に書いてあります。読みたい部分だけ読んで、興味がわいたらそのほかのお経の内容もみてみる。そんな感じで読むのがちょうど良いと思います。2020/08/09
K
0
(2007,183)知りたいことが書いてなかった。般若心経を知りたいのにはよさそう。2020/07/13