内容説明
『正法眼蔵』読解のコツと心構え。日本を代表する仏教書・哲学書である『正法眼蔵』―その研究の第一人者で、行学兼ね備えた著者が明かす、読み方のポイントと道元禅の要。
目次
諸仏如来―辧道話・行仏威儀・坐禅箴・現成公案・仏性
諸法の仏法なる―現成公案・摩訶般若波羅蜜
色是色なり―摩訶般若波羅蜜・仏性・虚空・洗浄
悉有は仏性―仏性・辧道話
身現円月相―仏性
参禅は坐禅なり―坐禅儀・辧道話・現成公案
人をつらざらんや―山水経
黄梅夜半の伝衣―行持・即心是仏・仏性・仏経
いづれの生縁か王宮にあらざらん―行持・一百八法明門
夢―夢中説夢〔ほか〕
